浜崎あゆみ批評 -11ページ目

浜崎あゆみ批評

平成の歌姫の【過去・現在・未来】を語ります。

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—「僕の15年は、君がくれた15年だった」

これからもずっとこの歌声が
みんなに届きますようにと
[Who…]

僕の全てあなたを守り続けていきます
[MY ALL]



2013年の15周年ライブの最終日、ayuはこう言い残し、僕らの前から突然消えた。

そう、日本を離れ、アメリカのLAで暮らし始めたのだ。

それ以降、TAブログやTwitterでは、LAで悠々自適に過ごすayuの姿を目にする機会が増えた。


2013年12月、ayuはアメリカ人男性と婚約した。

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※2014年3月に入籍。

婚約後、ayuはCDLのために帰国し、CDLが終わるとトンボ帰りでLAに帰っていった。

CDL 2013-2014は、ayuにとって(avexにとって)、やらなければならないことのひとつに過ぎなかったのだろう。

日本初のステージが跳ね上がる機構を試みたのは良かったが、それ以外の新鮮さもなければ、どこかやっつけ仕事のような印象を受けてしまった。
曲数も少なく、舞台もどこかシンプル。あまり力が入っていないようだった。

■CDL 2013-2014 A (ライブレビュー)
http://ameblo.jp/future-classics/entry-11741473583.html

それから年明けの2014年1月に、浜崎あゆみ初のLIFE STYLE BOOKが発売される。

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私生活をさらけ出した本に仕上がり、日本の自宅2軒・アメリカの自宅を初公開した。


そんな書籍のリリースもありながら、ayuは2014年4月8日にデビュー16周年を迎える。


また、デビュー16周年と同時に、PREMIUM SHOWCASEが開催されることが発表された。

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「2000年から14年に渡り、全国ツアーというスタイルでライヴ・エンタテインメントを極めてきたayuがあえて“プレミアム・ショーケース”という新たな挑戦を打ち出したのは、最先端の技術や演出を取り入れ、既成概念にとらわれないショースタイルを追求したいという想いから。
東京・大阪・名古屋の全国3都市11公演のみというプレミアムな空間だからこそ実現できる演出や仕掛けを多数盛り込み、これまでの概念を覆す。」

という特別感を出した3都市だけのライブに対して、ファンからは残念な声が多く聞こえた。

—「地方のファンはどうすればいいんだ」と。

今思うと、2014年、ayu自身はライブをする気がなかったのではないかと思う。

ただし、avexのビジネス的に、毎年ツアーをしているayuがライブをしないということは、会社業績に与える影響が大きかった。

そこで、avexがayu本人を説得し、「規制概念にとらわれないショースタイルを追求したい」ということを建前に、必要最小限の公演数かつ集客力のある会場のみに絞り、なんとかライブを開催させたのではないかと容易に推測できる。

また、ayuがPREMIUM SHOWCASEにあまり乗り気でないことは、各公演の間の過ごし方に現れていた。

3都市を約1ヶ月間で巡るライブだったので、期間中はずっと日本にいるかと思いきや、各都市の公演が終了するとLAに戻り、各都市の公演直前に日本に戻ってくるという形であった。

—「去年のayuは、LAから日本に出稼ぎに来てるみたいだったよね~」

先日のファイナル公演後の帰り道、どこからかそんな声が聞こえてきた。

誰もが去年のayuを見て思ったことだと思う。


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2014年に発売されたアルバム『Colours』についても、海外プロデューサー・作曲家とタッグを組んで、海外色を色濃く打ち出したアルバムとなった。

EDMという新しいジャンルにLAで挑戦するayu。

それを、日本で今か今かと待つファン。

LAでの新しい試みにワクワクしながらも、どこかayuが更に遠くに行ってしまうような気がしたのも事実だ。


そして、PREMIUM SHOWCASEが終わり、衝撃的な事実が明らかになる。

2014年初めに発売されたLIFE STYLE BOOKに掲載されていた逗子の自宅が、海外不動産サイトで売却されていたのだ。

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アメリカに軸足を移したことで「日本に2つも自宅は必要ない」と判断して売り出したのだろうが、LIFE STYLE BOOK用の家だったのかと落胆したことを今でも覚えている。

さらに、ayuが日本から遠退いて行く。


また、ayuは当時の雑誌で、

「太陽が昇ると起き、夜もきちんと寝て、健康的な生活を送っている」
「プライベートと仕事をしっかりと分けている」

と語っており、日本ではできなかった生活スタイルでのびのび暮らしていたようだ。


しかし、僕らとayuとの距離は遠くなる一方だった。


そして、CDL 2014-2015 A Cirque de Minut ~真夜中のサーカス~の開催が発表された。

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「今年はCDLないだろうな~」と思っていたのでビックリしたが、正直期待はしていなかった。

それでも、「日本に滅多にいないayuが帰ってくるのだから」という想いもあり、CDLに3日間行った。

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圧巻された。見事だった。

■CDL 2014-2015 A (ライブレビュー)
http://ameblo.jp/future-classics/entry-11976389335.html

「あれ?なんか気合いの入り方が違う。セットリストも良い感じ」と思っていた矢先、真夜中のサーカスを引っさげた全国ツアーが2015年に開催されることが発表された。


ーCDLの後、ayuはLAに戻らなかった。


そして、デビュー17周年の2015年4月8日にリリースされたアルバム『A ONE』

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—「昔のayuが戻って来た」

多くのファンもそう思っただろうし、ayu自身も「ちょっと昔の浜崎あゆみ」と語っていた。

孤独をテーマにした楽曲もちらほらあり、ayuの原点回帰である王道J-POPアルバムができあがった。

■A ONE(レビュー記事)
http://ameblo.jp/future-classics/entry-12016212623.html


そして、今年のツアー。

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ARENA TOUR 2015 A
Cirque de Minuit
~真夜中のサーカス~

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ライブ自体のレビューはまた別の機会に書くが、CDLを更に進化させ、浜崎あゆみ史上で最長公演時間のライブとなった。


個人的に印象に残ったのは福岡公演の初日。

地元・福岡にも関わらず、スタンド2階席が全て暗幕で覆われていた。

「いつもの福岡公演よりもお客が少ない」

これは観客の自分から観ても明らかだった。

1年間福岡でライブをしなかっただけで、こんなにも影響が出るのかと。

ayu自身もショックだったのではないだろうか。

でも、2年ぶりに地方のファンと向き合って、ayu自身分かったこともたくさんあったはずだ。


そして、7月5日、全国10会場を周って辿り着いた横浜ファイナル。

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—「9~11月にTAツアーやります!」

これからもずっとこの歌声が
みんなに届きますようにと
[Who…]

僕の全てあなたを守り続けていきます
[MY ALL]

君に届くようにと
こうして歌い続けているよ
[Replace]


これが、浜崎あゆみの出した答えだ。


恐らく、彼女自身、2013年のA BEST LIVEが終わってからすごく悩み、何が幸せか、模索していたと思う。

だからこそLAに住んでみたり、ライブを減らしてみたり、いろいろ試行錯誤したのだと思う。


結論。

彼女は、自由に生きることよりも、ファンと向き合うこと、音楽と向き合う事を選んだ。


今後、彼女がどんな言葉を紡いで曲を創り、どんなエンターテイメントを魅せてくれるのか。

浜崎あゆみの更なる進化に期待したい。