今日は、45歳の男性会員様が来ました。![]()
というより……
私が呼び出しました。![]()
彼は、もう1年ほど前から活動している会員様です。
とても優しくて、フレンドリー。![]()
言葉も上手で、冗談もよく言います。![]()
人との距離を縮めるのも上手ですし、女性との会話にも慣れている。![]()
そして、もしお相手のご家族の事情などがあれば、お婿さんに行くことも考えられるような、柔軟なところもある男性です。![]()
一見すると、
「この人なら、すぐに結婚できそうなのにな。」
と思うような方です。
でも、実は彼には……
好きな女性がいます。![]()
ただ、その女性とは結婚することができない。![]()
だから、
「その人と結婚できないなら、ほかにいい人がいたら結婚したい。」![]()
そんなところから、彼の婚活は始まりました。
私も最初は、
「そういう婚活の仕方もあるのかな。」![]()
と思い、お引き受けしました。
ところが、1年間一緒に活動してきて、少しずつ分かってきたことがあります。![]()
彼は、私がこれまで見てきた一般的な男性会員様とは、ちょっと違うんです。
うちの男性会員様は、お見合い一つでも本当に一生懸命です。
「この服で大丈夫でしょうか。」
「こんなことを言ったら失礼ですかね。」
と、言葉一つひとつを気にします。
お見合いの前には服装を気にして、緊張しながらお相手の女性と向き合う。
それだけ真剣なんです。
でも、彼は違いました。![]()
とても場慣れしています。
女性との会話も上手です。
冗談も言える。
そして、少しだけ……
女性を軽く見てしまっているようなところがある。![]()
私は途中から、それを感じるようになりました。
だから、私も彼へのアドバイスを少し控えるようになっていました。![]()
でも……
それじゃいけない。![]()
そう思ったんです。
仲人として、見て見ぬふりをしてはいけない。![]()
そして今日、彼を呼びました。
そして、思い切って伝えました。
「あなたは、うちの一般的な男性会員さんとはちょっと違います。」
「言葉も上手だし、優しいし、人との付き合いにも慣れている。」
「だからこそ、まず今の彼女との関係を、自分の中できちんと整理してください。」
「その方と結婚できないのであれば、まずそこを断ち切る覚悟を持ってください。」
「腹を決めないと、次には進めません。」![]()
少し厳しいことを言ったと思います。
でも、言わなければいけないと思いました。![]()
婚活って、
「誰かいい人がいたら結婚しようかな。」
という気持ちだけでは、なかなか前には進めません。
本当に結婚したいなら、
自分の気持ちと向き合って、決めなければいけない時がある。
私はそう思っています。
そして、もう一つ彼に伝えました。
「あなたにとって、ここで過ごす時間は大切な時間ですよ。」
「そして、ここに支払っているお金も、大切なお金です。」
結婚相談所に入会している間は、月日もお金も動いていきます。
だから、
「このまま何となく活動を続けていただくことも、私にとってはできます。」
「黙ってお預かりしていれば、相談所としてはそれも一つの形です。」
「でも、それは私の気持ちとは違います。」
本当にそう思っています。
会員様からいただくお金だけを考えたら、活動を続けてもらったほうがいいのかもしれません。
でも、
私は、そんな仲人にはなりたくない。
だから彼に、
「まずは一度、休会しましょう。」![]()
と伝えました。
「自分の気持ちがきちんと決まったら、その時にまた連絡してください。」
「その時は、また新しい一歩を一緒に歩きましょう。」
と。
結婚相談所は、
ただ会員様を預かって、お見合いを組む場所ではないと思っています。
時には背中を押すこともある。![]()
時には叱ることもある。![]()
そして時には、
「今は進まないほうがいいですよ。」
と、立ち止まってもらうこともある。
その人の人生に関わることだからこそ、私はそう思っています。
45歳。![]()
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まだまだ人生はこれからです。
彼が本当に腹を決めて、
「今度こそ、自分も幸せになる。」
そう思える日が来たら、その時はまた一緒に始めればいい。
私は、その時を待っています。
そしてその時には、今までとは違う気持ちで、
新しい一歩を一緒に歩き始めたいと思います![]()
