今日は水曜日。
私を支えてくれた人たちのお話。![]()
今日も、母のことを書きたいと思います。
母の話は3回くらいで終わるつもりでした。
でも、思い出していくと、![]()
「これも母から教えてもらったことだったんだな」![]()
と思うことが、次から次へと出てきます。
だから、もう少しだけ母の話にお付き合いください。🙇
私は結婚して、実家の近くにある主人の会社の社宅に住みました。🏠
両親にとっては、それがとても嬉しかったようです。![]()
その時、母がこんなことを言いました。
「もし、あなたが遠いところに行くんだったら、この結婚を反対したかもしれない。
でも、近くに住んでくれるっていうから、安心して送り出せたのよ。」
母らしい言葉だなと思います。
娘の結婚を喜びながらも、
「遠くへ行ってしまうのは寂しい。」![]()
そんな気持ちもあったのでしょう。
結婚してからも、私は母とよく一緒に買い物
へ行きました。
子どもたちも、よく実家へ連れて行きました。![]()
母は、
「今が一番幸せ。」![]()
と、よく言っていました。
その言葉を聞くと、私は嬉しかった。![]()
娘が結婚して、孫ができて。
家族が近くにいて。
母にとって、それが幸せだったのかなと思います。
でも、母は私たちと一緒にいるだけの人ではありませんでした。
私が知らないところでも、よく出かけていたようです。
母はお友達も多い人でした。![]()
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一緒に買い物へ行くと、よく知り合いの方から声をかけられます。
「まあ、久しぶり!」
そんなふうに、しばらく立ち話。![]()
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そして笑顔で、
「またね。」
と別れます。
私はその後、
「ねえ、お母さん。今の人、誰?」![]()
と聞くんです。
すると母は、
「誰だったかしら?」![]()
って(笑)。
あんなに楽しそうに話していたのに。
でも、そんな母を見ていて、今になって気づくことがあります。![]()
母は、人に執着しなかったんですよね。
誰かの悪口を言うこともありませんでした。
私は、母から人の悪口を聞いた記憶がほとんどありません。
かといって、人付き合いが淡白だったわけでもない。
むしろ、いろいろな人から相談を受けていたようです。
人の話は聞く。
でも、必要以上にその人の人生に入り込まない。
相手を否定もしない。
自分の考えを押しつけることもしない。
今思うと……
母って、ものすごくいいカウンセラーだったんじゃないかな(笑)。
ただし、私のことだけは別。
私のことには、いつだって一生懸命でした。
そんな母は、車に乗れませんでした。
だから、お友達と出かける約束をすると、必ず約束の10分前には玄関の前に立って、お友達の車を待っていました。
「人に迷惑をかけること」
それを母は、本当に嫌っていました。
人に迷惑をかけたくない。
約束を守る。
相手を待たせない。
そういうことを、とても大切にしていた人でした。
母は、私を怒鳴ったこともありません。
強く叱られた記憶も、ほとんどありません。
「こうしなさい。」
「そんなことをしたらダメ。」
そんなふうに、私を型にはめることもありませんでした。
でも……
今になって母の生き方を振り返ると、
「ああ、母はこういうことを大切にしていたんだな。」
「こんなことに気をつけて生きていたんだな。」
と、少しずつわかってきます。
子どもの頃には、気づかなかったことばかりです。
母は、言葉で教える人ではなかったのかもしれません。
自分の生き方で、私に教えてくれていた。
人に迷惑をかけないこと。
人の悪口を言わないこと。
人に深入りしすぎないこと。
でも、困っている人の話には耳を傾けること。
そして、自分の大切な人には、精一杯愛情を注ぐこと。
今、私は結婚相談所で、たくさんの方のお話を聞いています。
悩んでいる方。
自信をなくしている方。
親御様から相談を受けることもあります。
時には、何度も同じ話を聞くこともあります。
そんな時、ふと思うんです。
もしかしたら、私が今こうして人の話を聞いている原点には、母がいるのかもしれないな、と。
母のようにできているかは、わかりません。
まだまだ、母の足元にも及びません。
でも……
今になって、ひとつだけ気になることがあります。
私は、お母さんの望んだような私になれているのかな。
母が生きていたら、
「まさみちゃん、大丈夫よ。」
って、いつものように笑ってくれるでしょうか。
それとも、
「まだまだね。」
って笑うでしょうか(笑)。
どちらでもいい。
母が教えてくれたことを忘れずに、
人に優しく。
人に迷惑をかけないように。
そして、困っている人がいたら、そっと寄り添える人でいたい。
それが、今の私にできる親孝行なのかもしれません。
お母さん。
私はちゃんと、あなたからもらったものを受け継げているかな。![]()
これからも、少しずつ。
あなたが大切にしていた生き方を、私なりに続けていきたいと思います。
