世間は夏休み。![]()
学校の先生方は少しゆっくりできるのかな
……と思いきや、いやいやいや、それなりに学校も忙しいしい。でも、比較的お見合いの予定はいれられそうです。![]()
今日は、以前、私が成婚のお手伝いをさせていただいた、42歳の女性のお話です。
彼女は学校の先生。![]()
そして、再婚でした。
とても綺麗な女性でしたが、初めておあいしたときは、
「私は、もう結婚しません
。」
そうおっしゃっていました。
ご両親は、そんな娘さんのことをとても心配されていました。
なぜなら彼女は、昔からのご実家の長女。
いわゆる「跡取り娘」でした。
妹さんお二人はすでに結婚されていて、
「お姉ちゃん、もう家のことは心配しなくていいよ。私たちが何とかするから、お姉ちゃんもお嫁に行っていいよ。」
そう言ってくれていたそうです。
それでも彼女は、首を縦には振りませんでした
。
やっぱり、長女としての責任があったのだと思います。
そして、彼女自身も心のどこかで、
「どうせ、私なんかのところにお婿さんに来てくれる人なんていない。」
そんなふうに思っていたのかもしれません。
でも、私は思いました。
「まだ、何も決まっていないじゃない。」
だから、まずは一度、活動してみませんか?
そうお話しして、お見合いを始めていただきました。
何人かの方とお会いしていただいて、そして半年ほど経った頃。
出会ったのが、今のご主人です。
とても優しく、人柄の良い男性でした。
そして何より、ご実家に入ることを受け入れてくださいました。
ご近所の方とも自然に仲良くできる。
彼女のご両親ともすぐに打ち解ける。
少しずつ、少しずつ家族になっていきました。
彼女も、ちょっと照れながら、
「まあ、優しいですからね
。」
なんて言っていました。
その言葉を聞いたとき、私は本当に嬉しかったです。
ご両親も、最初はとても心配されていました。
お父様もお母様も、元学校の先生。
とても真面目で、厳格なお宅でした。
そんなご両親が、最後には涙を流しながら、
「本当にありがとうございました。」
と言ってくださいました。
そして私は、心の中で思いました。
「お姉ちゃん、よかったね。」
長女だから。
跡取りだから。
再婚だから。
もう42歳だから。
いろんな理由で、
「私には無理」
と思ってしまうことがあります。
でも、最初から諦めてしまったら、そこでご縁は終わってしまいます。
彼女は、自分が大切にしてきた家も、ご両親も、そして自分自身の幸せも、全部諦めなくてよかった。
今では二人で穏やかにご実家を守っています。
「跡取りだから結婚できない」ではなく、
「跡取りだからこそ、理解してくれる人を探す」。
そんな考え方も、あっていいのだと思います。
今日もまた、誰かの「お姉ちゃん、よかったね。
」を作れるように。
