伊勢神宮外宮(豊受大神宮)にお参り②(昔ながらのお伊勢参り④)
皆さま、おはようございます
ごめんなさい・・・前回のお伊勢参りの記事から時間が空いてしまいました。
本日は以下の続きになります。
「豊受大御神は天照大御神に切望されて、この地にいらした」ということを前回書きました。
火除橋を渡って、手水舎で手を清め、鳥居をくぐって進んでいきました。
外宮へのお参りは、昨年に続いて2回目。
火除橋
ここの道の空気感がとても好き
神楽殿(ご祈祷のお神楽や御饌を行なう御殿。お札やお守りも授与している所)の前を通って、正宮へ
古殿地
(正宮と同じ広さがあり、前回の遷宮まで御殿が立っていた場所。次回の遷宮では、こちらに正宮が移されます)
式年遷宮が20年に一度、社殿を新しくする理由は様々な説があり、現在も神宮の神職や神道学者の方々により研究がされているそうなのですが、一般的には、社殿を新しくすることにより、神威(=神様のお力)をより高める、などと言われています。
また、定期的に造り替えることにより、祭祀や建築様式など多岐にわたる伝統的な様々なものを、次世代に伝承することができるのですね、素晴らしい仕組みです
正宮へ
正宮
(鳥居の向こう側、正宮内は撮影禁止です)
わたくしが豊受さまに日頃の感謝をお伝えしていると、御幌(白い布)がこちらにふわーっと、わたくしの目の高さの上まで舞い上がり、向こう側がしっかりと見えました。御幌はしばらく上がったままで、わたくしは時が止まったような感覚を覚えつつ、豊受さまに歓迎されているのだと厳かな気持ちで、御幌の向こう側の建物を見ておりました。
ちなみに調べてみると、
自分の方に向かって上がると”神様が願いを叶えてくださる”という知らせで「神風」と言われ、
自分とは反対側に上がった場合は”神様にお願い事が届いた”という知らせで「願い風」と言われているとか。
嬉しいですね
わたくし「一生美味しいご飯を食べることができる」「衣食住に困らない」と思います。ふふふ
なんたって、豊受さまは「天照大御神のお食事を司る御饌都神であり、衣食住、産業の守り神」ですからね。
古殿地の南側にある三個の石を重ねた石積み。この前では神様のお道具類を祓い清める式年遷宮の川原大祓が行われます。ここには神様はいらっしゃらないとのことですが、とても神聖な場所であるため、しめ縄が張ってあるとのこと。
多賀宮
多賀宮は、外宮に所属する四別宮のうちの第一位。殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさ。ご祭神は、豊受大御神の荒御魂。先程の正宮は「感謝をお伝えするところ」、こちら多賀宮では「個人的なお願いをするところ」だそうです。
多賀宮の左側には、次回の遷宮用の敷地がありました。
その後、「土宮」、「風宮」、清盛楠を周ってきました。
「土宮」も「風宮」も遷宮をしているそうで、鳥居も橋も20年ごとに作り替えられているそうです。
建物の柱(木材)は、伊勢神宮内や別の神社の鳥居などに再利用されているとか。
こちらも凄いシステムですね、物を大事に使う精神性の高さとその技術力に感動しました
清盛楠
表参道手水舎の向かいに立つ楠。平清盛が勅使として参向した時、清盛の冠にふれた枝を切らせたという伝承があります。(伊勢神宮内の木は、自然のままで基本的に切らないこととされているそうなのですが・・・)
最後にガイドさんとパチリ
ガイドさん、ご案内頂きましてどうもありがとうございました。
続きはまた
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