ある日の深夜、AndroidのChromeに残る「検索履歴」の消し方を調べ、ハマりました。

すごく簡単なはずなのに、解決しない。

 

質問サイトやGoogleのフォーラムでも同じようにハマっている方がいましたので、覚え書きとして記録します。

(Chromeバージョン60.0.3112.107)

 

━━━━━ 結論 ━━━━━

■一括削除の対象

Google検索にて、検索窓の下に表示される、こちらの紫色の検索履歴です。

 

 

■消す方法

Cookieを削除すれば消えます。

 

■消す手順:その1

ブラウザのCookieをすべて削除してよいなら

Chromeを開く→右上3つの点→→設定→プライバシー→閲覧履歴データを消去する→期間を全期間に→Cookieとサイトデータにチェック→データを消去

 

■消す手順:その2

紫色の検索履歴のみを削除したい場合は

Chromeを開く→右上3つの点→→設定→サイトの設定→すべてのサイト→https://www.google.co.jp→消去してリセット

 

■検索履歴を保存しないようにするには

Chromeを開く→右上3つの点→→設定→サイトの設定→Cookie→「サイトにCookieデータの保存と読み取りを許可する」をブロック

※Cookieをブロックするとログイン前提のサイトサービスは利用できなくなります。

 

 

━━━━━ 解説・余談 ━━━━━

なぜ、たったこれだけのことにハマってしまったのか。

それは、私が「検索履歴」という言葉の使い分けを明確にしていなかったのが原因です。

 

「検索履歴」にはいろいろあります。

たとえば、Googleアカウントごとに記録される検索履歴。

たとえば、Chromeなどブラウザに記録される検索履歴。

たとえば、Google以外の検索サイトを利用した際の履歴も「検索履歴」です。

 

それらを頭のなかで分けて考えず、「Chromeの検索履歴」という言葉に縛られていたことが、解決を遅らせる原因となってしまいました。

 

「Chrome 検索履歴 削除」というようなキーワードで検索したとき、ヒットするBLOG記事や解説サイトのほぼすべてが、「Googleアカウントごとに記録される検索履歴」についての説明です。理由はおそらく、その設定が数ある「検索履歴」の設定の中で最もわかりにくいからだと思います。

 

私は、Googleアカウントごとに記録される検索履歴――つまり、Googleのアクティビティについては以前調べて把握しており、すべてオフにしていました。そのこともあり、逆にハマってしまったのです。
 

トラブルシューティングをWEB検索に頼りすぎて、自分の頭で考えることをサボると余計に効率が悪く手間がかかるという良い教訓になりました。

 

以上です。