1984年
山口県で高校2年生だった俺は、修学旅行で訪れた東京の景色に驚愕したのだった。

中でも東京タワーからの景色には感動した。

大沢誉志幸の
“そして僕は途方に暮れる”
という曲で 
“ハイウェイ”    というワードが出てくるが、東京タワーから首都高を見て、
「これがあのハイウェイか!」
と叫んだりした。


1990年
現在も働く建設会社に入社する為に上京した。その小さな建設会社、オフィス移転を繰り返した後、現在では東京タワーを見下ろすビルに落ち着いた。


2026年
そのビルの個室に座り想いにふける。

同期の女「随分、高くなったわね」

俺「ふふっ、そうだな」

トイレから出て、同期の女とすれ違う。
最近の物価高を嘆いているようだった。

そして窓際の席に戻り、また想いにふけるのだった。



その前に

1983年、16歳だった俺は本屋にてある本を購入した。

それが

ノストラダムスの大予言である。

この本を読んだ日から俺はノストラダムス信者となり、残りあと16年で

“人類は滅亡する”

と本気で考え、結果として人生設計に暗い影を残す事になった。