1984年
山口県で高校2年生だった俺は、修学旅行で訪れた東京の景色に驚愕したのだった。
中でも東京タワーからの景色には感動した。
大沢誉志幸の
“そして僕は途方に暮れる”
という曲で
“ハイウェイ” というワードが出てくるが、東京タワーから首都高を見て、
「これがあのハイウェイか!」
と叫んだりした。
1990年
現在も働く建設会社に入社する為に上京した。その小さな建設会社、オフィス移転を繰り返した後、現在では東京タワーを見下ろすビルに落ち着いた。
2026年
そのビルの個室に座り想いにふける。
同期の女「随分、高くなったわね」
俺「ふふっ、そうだな」
トイレから出て、同期の女とすれ違う。
最近の物価高を嘆いているようだった。

