事業に失敗したアートは、妊娠した妻と一緒に
疎遠だった葬儀屋の父のもとを訪れる。
その目的は、銀行の融資を受ける為に
父親を説得して実家を担保に入れさせることであった。
アートが話を切り出せないで数日経ったある日、
葬儀場に奇妙な銘文が記されたナイフと、
不思議な色をしたペンダントを身に着けた
自殺遺体が運び込まれるのだが…。
子供を連れ去る悪魔が、
人間たちを騙し、襲いかかるお話です。
私はこの映画をオススメするのか?
といえば、珍しく微妙なところです。
世界観というか…雰囲気というか、
悪魔のビジュアルや魔法陣、儀式など
絵的にはとても好きです。
ヨハネの黙示録第13章とか
思い出してしまいます。
悪魔の登場シーンも、
ドキドキあり、盛り上がりあり、
とても好きな演出なんです。
最後の最後の、あの終わり方も
近頃あまり見てなかったパターンで
良い感じです😊
ただ…
主人公のアートが非常に頼りない!
冒頭の情けない男っぷりは仕方ないとして、
いよいよヤバいぞという場面になってきても、
心を決める!とか、覚醒する!的な感じとか、
ゼロではないんだけど…かなり希薄😩
物語的には盛り上がりが足りない気がします。
口ばっかり、失敗ばっかりで…うーーん(ب_ب)
連れてこられた奥さん(妊娠中)が
巻き添えくらってひたすら怖い思いしてて、
可哀想で仕方なかったです。
なので展開としては……どーかなぁ〜(・–・;)ゞ
見方を変えれば、
人間なんてその程度、弱い生き物なんだ。
ということなのかもしれませんが(^~^;)ゞ
設定や映像的にはオススメ!
…でも人物像や展開的には微妙(・_・;)
そんな感想となりました。
予告動画《YouTubeより》