壁の向こうからの騒音が

最近は頻繁に聞こえるようになりました。


22時〜0時頃に聞こえていた音が

20時頃でも、2時頃でも聞こえるようになり、

今日は昼過ぎから騒がしいです。

回数の増加だけでなく、

音量も大きくなってるように感じます。


部屋の間取りから比較的音が響かないはずの

娘の部屋にも聞こえるようになり、

ある朝、娘が「昨日はすごかったよねぇ」

と言ってきたこともありました。


聞こえてくる音が、

どんちゃん騒ぎしてるとか

楽器の音量が大きいとかではなく、


家具がぶつかるような、振動を伴う音

であることと、男性の怒鳴り声、

女性の悲鳴の様な声が頻繁に聞こえることで、


自分の小中学生の家庭での喧嘩を思い出し、

隣の家でもそんな事が起きているのかもしれない

と考えると、

数日前の夜は非常に不安になってしまったので、

管理会社にだけ連絡しました。


過去に隣人から不快な思いをさせられたため、

こちらとしては隣人と関わりたくないので、

私からは通報できないとも伝えました。


管理会社からは

警察に対応依頼すると連絡がきました。

良い変化が起きる事を願いますが、

まぁ、なかなかそうも行かないでしょうね。



そう。

隣からの騒音に起こされるたびに、

過去の記憶も蘇ります。

忘れられない過去。とても、とても不快です。


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夜中、

酔った養父が怒鳴りながら家具を倒す、

母の泣き声や悲鳴が聞こえる、

小中学生の頃は怖くて自室で震えてたけれど、

高校生の頃からは我慢できなくて

リビングに向かうようになった私。

部屋は荒れている、母は泣いている。


養父が包丁を持ち出して迫ってきたこともあった。

そして笑いながら電話線を切る。

母の足から血が出ているのが見える。


またある日は

ぐったりした母の腹を蹴る養父、

その養父をつき飛ばしたら

養父が姿見(全身がうつる鏡)を私に投げつけてきて

私の顔に当たった後に脇に転がった鏡を踏みつけ、

バリバリと音を立てて粉々にしながら笑う養父と、

歯が折れ、口から血を流す私。


電話線、姿見に限らず

喧嘩のたびに、養父は何かを壊した。

私の部屋のタンスを倒した事もあった、

飼ってた小鳥の鳥カゴを、鳥が中に居るまま

落として歪めた事もあった、

ワードプロセッサも投げつけて壊された、

勉強机の上に置いていたレポートを

ビリビリに破かれた事もあった。

嵐のような喧嘩が過ぎるたびに

部屋の中を直していた私と母。

文房具の買い直し、宿題のやり直し

が頻繁だった私。

喧嘩の時の傷を

「転んだ」と言って治療していた母と私。


ほとんどの出来事を翌朝には忘れる養父。


それらの記憶を呼び起こすのが

隣人の騒音なのです。