六・三・三制などという言葉があるように
一般的に高校は3年で卒業するものと考えられています。

私も、当初はそう思っていました。


でも、長男が不登校になって
不登校でも行ける高校を探しているとき
「高校は必ずしも3年で卒業しなくてもいいんだ」
ということを知りました。

チャレンジスクールや通信制高校など、
中学不登校の子が行ける高校の場合
もともと4年かけて卒業を目指すように考えられています。

学校説明会では、
「授業を少し多めにとって3年で卒業することもできる」
と、普通にお話をされます。

学校へ行くのが難しくなったときには
3年での卒業にあまりこだわらない方が
親子ともども楽だと思います。

高校にもよりますが、
6年までいていいとか8年までいていい
あるいは何年かかってもいい、というところもあります。

長男の高校を探していたとき
「最高何年まで在籍できるんですか?」と、
不安交じりに聞いたら
「いっくらでもいていいですよ!」
と、朗らかに言われて笑ってしまったこともありました^^

義務教育を終えたら個人のペースはさまざまでいいと思います。
冷静になって考えると
必ず18歳や19歳で進学しなけれはならない決まりなんてありません。

就職に影響するという人もいるかもしれませんが
今は仕事にもさまざまな道があります。

「これしか道がない」
「こうじゃなきゃいけない」
と、思えは思うほど苦しくなります。

私自身も経験がありますが
実は自分をしばりつけているのは、いつも自分自身なのです。

親御さんには、
「世間のペース」ではなく「わが子のペース」を
温かく見守ってもらえるといいな、と思います。