不登校児の世話によるストレスに気を付けてください
お子さんのことばかりに気を取られてしまいがちな不登校ですが、
不登校になってしまった子供と同じくらいにくるしい思いをするのは、
不登校の子供を持った親御さんです。
親は子供のようにあたり散らすものはありませんし、
家に引きこもって現実逃避もすることもできません、
家事や仕事をこなしながら
子供の様子を見て、学校の先生の話を聞いてなど、
本当に大変な毎日を過ごさなくてはいけなくなります。
子供と話すにしても、
毎日のストレスからついイライラとしてしまって、
広い心で話を聞いてあげれなかったり、
感情的に怒ってしまったりすることもあるでしょう。
さらに深刻になると、
「もう、不登校の子供の面倒を見るのに疲れてしまった・・・」
というように子供の相手をするのが疲れてしまっている方もします。
ですが、
そのような親の心が弱っているような感じでは、
子供の不登校を解決することはできません、
子供と接するのは親が子供に合わせてあげる必要がありますし、
子供がわがままを言い出した時には、
感情を荒立たせずに親身に子供の話を聞いてあげる姿勢が
必要になってくるからです。
ですので、
それらの子供と接するということができるようになったり
子供とうまく話ができるようになったりということができるように
なるためには、親がストレスを溜め込まないということが重要です。
こういっては
「ストレスの発散をしたらいいのか?」
というように聞こえてしまいますが、
そうではありません、
ストレスを発散する努力をするくらいなら
根本的にストレスを感じにくくなったほうがよっぽどいいのです。
ストレスを受け流せるようになる
これからあなたに教えるのは、
ストレスに耐える方法ではありません、
ストレスを消す方法です。
ストレスに対する防御力を強くするのではなく、
ストレスに襲われてもそれをうまく受け流す方法をお教えします。
この方法を理解して実践することで、
お子さんと接するときも、ほかの何かでストレスを感じた時にも
必要以上にストレスを感じることはなくなり、
不登校の解決にとても重要な子供と接する、
ということに対しても、
「子供の言動でイライラしてしまうのではないか?」
というような不安を感じることはなくなります。
では早速、
ストレスを感じにくくなる方法をお伝えします。
ストレスを感じやすい人の特徴
まず、はじめに“ストレスを感じやすい人“
の特徴についてお話します。
- 物事を曖昧にしておくのが苦手
- 自分の考えを他人にも当てはめたくなってしまう
- イライラすると相手を否定することばかり考えてしまう
- 自分の考えは間違っていないと思って話している
- なんのために頑張っているのか分かっていない
ストレスを感じやすい人は
これからの特徴を持っていると言われています。
もしかしたらあなたにも
思い当たる節があるかもしれません
これをほんの少し考え方を変えるだけで
あなたの感じるストレスは驚く程少なくなります。
では、ストレスを感じにくい人との
感じやすい人との違いを解説つきでお伝えします。
ストレスを感じにくい人との違い
×物事を曖昧にしておくのが苦手
↓
◎あるていどの事は曖昧にしておける
「どんなことでもはっきり白黒つけたい」
という方はとても正義感が強くて真面目な方が多いです。
それ自体はとてもいいことなのですが、
世の中は理不尽なことが多くて
「私の言っていることがどう考えたって正しい!」
ということでさえ
相手によっては話を曖昧にして
その場をやり過ごそうとする人がいたり
「そんなことどうたっていいじゃん、」
と言ってまだ話が済んでないのに逃げる人がいます。
例えば、お子さんとの会話で 、
母「もう朝よ!早く起きなさい」
子「・・・」
母「何してるの、遅刻するよ!!」
子「うるさいな!そんな大声出さなくてもわかってるよ!」
母「分かってないでしょ!早くしたくしなさい!」
子「マジうっさい、朝から怒鳴るな・・・」
母「何言ってるの、あんたが起きないのが悪いんでしょ!」
子「あ~~もう、うるさい、もういいよ、黙って!」
母「・・・(怒)」
「子供のために言ってるのに、 なんで私が責められないといけないの?」
「子供が理不尽なことばかり言うからいけない」
と思いますよね?
その気持ちよくわかります。
誰だってそんなこと言われたら
イライラしてストレスを感じます。
ですが、
このような状況の時にストレスを感じにくくする
方法があります。
それは
相手を許してあげるというだけです。
相手を許すことで自分の感じるストレスを少なくする
「今、子供はストレスが溜まっているから
あんな態度をとってしまうんだ、今は仕方ないか~」
と思う。
なんで、白黒つけられなくてストレスを感じるかというと
白黒つけられなかったあとに
「絶対、私の言ったことが正しかった」
「私の言っていることを理解できない、あいつがおかしい」
と、頭の中でずっと考えてしまうからです。
確かにあなたの言っている事は正しいですし、
正論だと思います。
でも、それをずっと考えて
自分自身のストレスになってしまうなら
あなたは正しいことを言っているのに
「自分ばかりストレスを感じて
損ばかりすることになります」
それは、悲しすぎますよね。
あなたのためにも、「今は仕方ないか~」
と考えを切り替えて
頭のなかでグルグル回っている
「あいつがおかしい!」
「私が言った事は間違えていない!」
というストレスの原因を 必要以上に考えないようにしてみましょう。
×自分の考えを他人にも当てはめてしまう
↓
◎相手には相手の考えがあると理解する
結局ストレスはいつ感じるのか?
を考えてみると
自分の思い通りになっていない状態の時に感じる
と言うことに気づきます。
特にそれはあなたが相手のことを思って
「そういう時にはこうした方がいいんじゃない?」
と親切に教えてあげている時に相手が
「いや、あなたの言ってることは間違っている」
「私の考えは間違っていない」 「あなたのアドバイスは間違っている」
と言ってせっかくアドバイスをしてあげたのに
それを聞こうともせずに逆に言い返された時に
「せっかく相手のことを思っていいアドバイスをしてあげたのに聞
こうともしない!」と大きなストレスを感じます。
例えば、あなたのお子さんが
勉強せずにだらだらゲームをしていたとします。
母「ゲームばかりしてないで勉強しないとダメでしょ?」
子「・・・」
母「ちょっと、聞いてるの!?」
子「うるさいな、後でするから黙っててよ」
母「何言ってるの、いつもそう言ってしないじゃない!」
子「黙ってよ!いま集中してるんだから!」
母「ゲームなんていつでもできるじゃない!!」
子「あ~もう、大声出すから負けたじゃん、最悪!!」
母「よかったじゃない、勉強しなさいよ」
子「黙れや!いちいち言わなくてもわかってるよ!!」
母「・・・(怒)」
こんな時にあなたはストレスを感じているはずです。
あなたが言った事は全く間違っていません
でも、お子さんにはあなたの言っていることが通じなくて
逆ギレされてしまうんですよね?
「私は子供のためを思って言っているのに!」
「なんで正しいこと言っている
私があんなひどいこと言われないといけないんだ!」
と思いますよね?
そうなんです、あなたは正しいんです。
正しいことを言っているのにあなたは逆ギレされて
ストレスを感じているんです。
そんな理不尽にストレスを
感じるのは今日で終わりにしましょう。
正しいあなたがストレスを感じないようにするには
これにも方法があります。
対処方法は
「相手の考えに寄り添って話してあげる」
ということです。
「なんで、正しいことを言っているのに
私から寄り添ってあげないといけないんだ!」
と思うかもしれません。
ですが、よく考えてください。
あなたが子供にして欲しいことは
さっきの話で言うと
「勉強をする」ということです。
決して
「嫌がる子供を無理やりゲームをやめさせて、
今すぐ勉強をやらせる」
ということではないはずです。
相手の考えを否定しなくても
自分のやらせたかったことをしてもらうことができれば
あなたはストレスを感じずに済ますし、
相手から逆ギレされることもありません、
自分の考えを相手に分かってもらうには 相手の考えを否定せずに自分のやってほしいことを
理解してもらえる方法を考えるようにしましょう。
そうすればあなたもお子さんも
無駄なストレスを感じずに済みます。
×イライラすると相手を否定することばかり考えてしまう
↓
◎客観的に見るもうひとりの自分を頭の中につくる
誰でもイライラする事はあります。
ですが、同じとことを言われても
人によって感じるストレスの大きさは違います。
よくそれを
「器の大きさが違うんだよ」
という人がいますが、実はそうではありません。
ストレスを多く感じる人と
少なく感じる人の違いは
頭の中に
もうひとりの冷静な自分がいるか、いないか
というだけです。
例えば
あなたのお子さんが外出から帰って来た時に
母「お帰り、早かったね」
子「黙れ、うるさいんじゃ、話しかけるな!!」
母「・・・(怒)」
となったとします。
頭の中にもうひとりの冷静な自分がいなかった場合
「なんなのよいきなりそんなこと言ってひどいじゃない!」
「いきなり私に当たるなんておかしいじゃない!」
「何か悪いことがあったのか知らないけど なんで私にあたるのよ!」
「イライライライラ・・・・・・・(怒)」
と、自分が言われてことに対して
ストレスを強く感じてしまい、
いつまでも考えつづけてしまいます。
では、頭の中にもうひとりの
冷静な自分がいたらどうでしょう?
本体「なんなのよいきなりそんなこと言ってひどいじゃない!」
冷静「きっと外で何かあったんだ、何があったんだろう?」
本体「いきなり人に当たるなんておかしいじゃない!」
冷静「きっと溜め込んでいたのが、 一番身近な私に爆発したんだわ」
本体「何か悪いことがあったのか知らないけど
なんで私にあたるのよ!」
冷静「あの子も溜め込みやすい体質だからいろいろ我慢してるんだ
ろうな、ストレスのはけ口は私しかないんだろうな」
本体「イライライライラ・・・・・・・(怒)」
冷静「イライラしてる場合じゃない、
あの子に何かがあったんだわ
なんで、あんなにイライラしているのか聞いてあげないと!」
もうひとり、冷静な自分がいるだけで、
ストレスを感じ続けることを止めることができますし
感情に流されずに正しい判断を
することができるようになります。
はじめは、自分の考えを冷静に考えることに違和感を
感じるかもしれません。
ですが、とても効果的なので是非使って見てください
×自分の言っていることは間違いないと思っている
↓
◎自分だって完璧ではないと言うことに気づく
どんな人でも完璧なんてありえません。
どんなに徳のあるお坊さんでも知らないうちに
人を傷つけてしまうことはあるはずです。
どんなに信仰の深いクリスチャンでも
過ちを犯すことがあるから懺悔の時間があるんです。
もちろん私も間違えることはたくさんありますし、
人を傷つけてしまうこともあります。
私たちは決して完璧では無いです。
でも人と話をするとき、
特に自分より若い人と話すときに
自分は完璧ではないことを忘れて
自分の考えを相手に押し付けてしまうことがよくあります。
教育は特にそうなりやすいと思います。
自分の子供だから間違っていることをしたら
「そんなことしたらダメだよ!」
と叱ってあげないといけませんし
正しいことを教えてあげないといけません
改めて考えると教育って本当に大変なことだな
と思います。
不完全な僕たちが、
教育をして子供を育てるんですから
よくよく考えるととんでもなく大変なことです。
完璧ではない僕たちが教育するんですから
間違えはあって当然ですし、
教育される子供ももちろん完璧ではないのですから
間違ったことを言ってしまうのは当然です。
「私たちも完璧ではないし」
「子供も完璧ではない」
「だから、意見が食い違うことは当たり前だし」
「理不尽なことをいうのも仕方がない」
「時には相手の気持ちが理解できなくて
傷つけてしまうこともある」
「子供が聞き分けがないことも仕方がない」
ということを再確認するだけでも
お子さんの理不尽な態度や
あなたのことを全く考えずに起こす態度も
「成長段階だから仕方がない」
「私たちは完璧ではないのだから喧嘩するのも
相手を傷つけてしまうのも仕方がない」
と思うことができます。
「なんで私の言うことを聞いてくれないんだ!」
「なんであんなひどいことを自分勝手に言ってくるんだ」
という「イライラした気持ちも」
「お互いに完璧ではないから仕方がない」
「次はもっと相手の気持ちを考えて
喧嘩にならないようにしよう!!」
と前向きに切り替えることができます 。
「自分は完璧ではない」
と思うのは最初は辛いことかもしれません、
でもこう思うことが
「お子さんの心を感じ取る一番の近道になります」
辛いかもしれませんが、
お子さんのために一緒に頑張りましょう
×なんのために頑張っているのか分かっていない
↓
◎楽しむことを目標にする
長期的に感じ続けるストレスで一番大きなストレスは
なんで、今頑張っているのか分からない、
「なんのためにこんなに頑張っているんだろう?」
「どうしてこんなことを続けないといけないんだろう?」
と、モヤモヤした気持ちで過ごすことが
一番の長期的ストレスの要因になります。
例えば
「なんでうちの子だけ
いじめにあって不登校になってしまうのかしら」
「いつまで不登校が続くのかしら・・・」
「どうして私だけこんな思いをし続けないと
いけないのかしら・・・」
今の辛い期間がずっと続くと思っているあなたは
「真綿で首を絞められるように
じわじわとストレスを感じ続けることになります」
実はこれ、多くの社会人が抱えている問題で
このような長期的なストレスが原因で 多くの方がうつ病になったりしてしまいます。
あなたもこのままストレスを感じ続けると
うつ病になってしまうかもしれません。
ですが、少し考え方を変えるだけで長期的なストレスも
かなり小さくすることができます。
小さくする方法は 2 つあります
、
- なんのために頑張るか明確にする
- 頑張るのではなく楽しむことを目標にする
1 から説明します。
なにのために頑張るのか明確にする。
そのまんまなんですが、
「なにのために頑張っているんだろう?」
ということでモヤモヤしてストレスを感じているのなら
「私はこれをするために頑張っている!!」
と頑張る理由を明確にすると
ストレスをほぼ感じなくすることができます。
「なんでうちの子だけいじめにあって不登校になってしまうのかし
ら」
「いつまで不登校が続くのかしら・・・」
↓
頑張る理由をつける
「いじめにあって不登校になってしまったのは
うちの子だけじゃない
そもそも私は子供を幸せにしたいから頑張っているんだ
子供は今、精神が不安定でイライラしたり私に反抗的な時もあるけどそれを私が受け止めてあげないと子供は早くいじめや不登校を解決する事はできない、子供に早く幸せを感じさせてあげたいから今、私は頑張る」
「どうして私だけこんな思いをし続けないと
いけないのかしら・・・」
↓
頑張る理由を付ける
「確かに今は辛いし、たまに本当にしんどくて、どうでもよくなっ
てしまうこともある
でも、私は子供を助けるためなら、今の辛いときも頑張れる
早く子供に幸せを感じさせてあげたいから私は頑張る」
というように明確な頑張る理由を付けると
「なんでこんな辛い毎日を過ごさないといけないんだ・・・」
というモヤモヤとしたストレスをかなり軽減することができます。
二つ目
頑張るのではなく楽しむことを目標にする
これは少し特殊で
「なんでこんなしんどい毎日を過ごさないといけないんだ」
というモヤモヤしたストレスを
「どうやったら楽しい毎日に変えられるか?」
と考え、
「日々のできごとを貪欲に楽しいことに変換する」
というものです。
例えば、
朝、お子さんがいつものように自分の部屋から
ごはんを食べに台所に来た時に
自分の気分を上げるためにいつもより明るく
「おはよ!ご飯できたよ!」
とハキハキ話かけてみる、
朝ごはんも自分が楽しむために少し手を加えて
おしゃれに盛り付けてみる、
少しでも気分を上げるために鼻歌を歌って見る。
家事も、いつもより少し丁寧にして
「キレイになったな!!」
「やっぱキレイなったら楽しいな!!」
と思ってやってみる
晩御飯も少し手の込んだコロッケや
ハンバーグを作ってプチトマトやレタスを使って
キレイに盛り付けて楽しんでみる
子供とのコミュニケーションも
お互いにとって楽しい話をする。
子供にも好きなことはあると思うので
あなたが少し勉強してたのしく話ができる話題を
楽しむために頑張って見つける
楽しむために常に笑顔を心がける
楽しそうにしている人の近くにいると
なぜか周りの人もたのしい気分になります。
あなたが笑顔で楽しそうにしていると
きっとあなたのお子さんもなんだか少し楽しい気持ちになるはずです。
少なくとも
不機嫌そうな態度で生活するよりは
ストレスを感じにくいですし、
お子さんもあなたもイライラすることは少なくなります。
僕も自然と友達が出来始めるようになったきっかけは
笑顔をいつも意識するようになってからでした。
笑顔を常にしているということは
自分のストレスを軽くすることにもつながりますし、
笑顔でいたら自分の周りは他の人にとって
居心地のいい場所になることができます。
逆に、不機嫌そうでムッスっとした顔をしていたら
自分もストレスを感じやすいですし、
自分の周りにいる人も
なんだか不機嫌になってしまいます。
笑顔は人間関係の特効薬です。
タダで簡単、しかも即効性もあります。
今日から笑顔で毎日を過ごしてみましょう!!
自分のストレスをコントロールするのは思ったより
大変だと思います。
ですが、絶対に避けては通れません
お子さんのために頑張って身につけましょう!
この考えを身につければ
「早くこの方法知っておけばよかった」
とかなり気持ちが楽になります。
“イジメ、不登校を解決してきた先輩たちは
みんな乗り越えてきた家庭環境改善化“
いじめ・不登校問題を解決できるかどうかは
お子さんを取り巻く環境にかかっているといっても
過言ではありません
子供に対して
どんなに素晴らしい対応ができて
親身になって話を聞いてあげることができたとしても
家庭環境が最悪だと
お子さんは悪い影響を受け続け、
いつまでたっても
いじめ・不登校を解決する事はできません
その証拠に、不登校になってしまった
お子さんの家庭環境を調べると
家族の仲が悪いことが多く
夫婦仲は最悪、
いつも喧嘩ばかりしている
というのがとても多いです。
両親がいつも喧嘩していたり、
家族の仲が悪くてほとんど話をしない・・・
そんな家庭だと子供が健全に育たないのも
なんとなく想像できます。
お子さんのいじめ・不登校を解決してきた先輩の親は
家族の仲をよくすることから始めています。
子供の学校でのいじめ・不登校問題を
解決するために 本拠地になる“家庭”の
環境を整えることから始めましょう!
「家庭環境を改善する」
では、家庭環境の改善についてお話します
今回お話するのは
「夫婦仲の改善」に絞ってお話します。
「なぜ、夫婦仲なのか?」
と言いますと
「夫婦仲が家庭環境に一番強く関係しているからです」
「家庭環境改善」=「夫婦仲改善」
といっても過言ではないからです。
と言うよりお子さんとの関係は
夫婦の関係をよくしてからでないと改善できません
「私は子供との関係をよくしたいのに・・・」
と思われる方もいると思います。
ですが、今は少し我慢してください、
夫婦の関係をよくしていくと自然に
お子さんとの関係をよくする方法も
夫婦二人で考えることで、自然とわかってきます。
まず、自己診断チェックをしてみてください
- 1.あなたは、家では気楽にくつろげますか?
A くつろげる B 少し気を遣う C くつろげない - 2.あなたは家でよく笑いますか?
A よく笑う B ときどき笑う C 笑うことはない - 3.家族が一緒にどこかへ出かけることはありますか?
A よく出かける B たまに出かける C 滅多に出かけない - 4.家族全員の関係はうまくいっていると思いますか?
A 非常にいい B まあまあだ C いいとは言えない - 5.あなたは今、自分の使えるお金に満足ですか?
A 満足だ B まあまあだ C 不満だ - 6.朝食や夕食時に、家族揃っての一家団欒はありますか?
A 毎日ある B たまにある C ほとんどない - 7.あなたは自分の家に、隣人や知人を招待できますか?
A よく招待する B 来た時だけ C そんな雰囲気ではない - 8.あなたは家でカーとなって起こることがありますか?
A 全くない B たまにある C よくある - 9.あなたは家に帰るのが憂鬱になることはありますか?
A ない B たまにある C よくある - 10.家族も親戚も全部忘れて自由になりたいと思うことはあります
か?
A ない B たまにある C よくある - 1.{旦那、完全操作術}
- 2.{効果的な旦那のほめ方 }
- 3.{効果的に夫婦の仲を良くする 7 つの方法}
<\ul>
(A=+1 B=0 C=-1)
結果( )
合計点が+6 以上
全く問題ないです!
とてもいい家族関係のはずです
合計点+1~+5
比較的にいい家庭環境です。
合計点 0~-5
改善の努力が必要です
合計点-6 点以下
このままでは危険です。
今すぐに改善しましょう
こちらのチェックシートは目安としてお考え下さい。
結果はどうあれ、
あなたが家庭環境に少しでも
居心地の悪さを感じているのであれば
どこかに改善点があるのは間違いありません。
では、早速改善方法についてお話させていただきます。
わかりやすく夫婦仲の改善方法をお伝えするために
今回も 3 つのテーマに分けてお伝えします。
この 3 つさえ、理解して実行することができれば
ほぼすべての問題を解決することが出来ます。
難しい事は一切言いません、
簡単に実行出来ます。
実行すれば家族環境は見違えるように改善できます
1.{旦那、完全操作術}
夫婦環境の改善と聞いてあなたは
「旦那のだらしないとこが治ったら
もっと仲良くなれるのに・・・」
「旦那がもっと話をしてくれるようになったら
もっと良くなるのに・・・」
「旦那が家族ともっと関わりを持とうとしたら
今よりよくなるのに・・・」
と思ったかもしれません、
そうなんです、最終的には
旦那に変わってもらわないといけないんです。
ですので、今回は旦那を変える方法を
お母さんのあなたにお教えします。
この方法はいい家族を支えている
お母さんはみんな知っている
言わば「旦那、完全操作術」
と言えるような強力な方法です。
この方法が使えるとあなたの思うがままに
旦那を操作することができ、
夫婦環境なんて いとも簡単に改善することが出来ます。
旦那さんが自分から
「疲れているだろ、たまには俺が家事をしてやるよ」
とあなたのことを気遣い、洗濯物をし、
仕事が終わるといつもより
30 分はやく家に帰るようになり、
「今日はこんなことがあってさぁ~」
とあなたに話かけることが日常となり
日曜日には
「今日はみんなで美味しいもの食べに行こうか!」
と家族サービスを自分から企画してくれます。
そして、
外食から車で帰る途中、
旦那さんは子供たちが寝ているのを確認してから
「毎日家族のためにありがとう、君と結婚して良かったよ、」
とあなたに感謝の気持ちを言うようになります。
そんな今の状態からは
想像もできないようなことを可能にするのが
これから教える「旦那、完全操作術」です。
これさえできれば
健全な家庭環境を手に入れることが出来ます。
旦那、完全操作術で一番重要こととは・・・
「とにかく、旦那のことを褒める。認める。尊敬する。」
です、
「なにそれ、全然操作するのと関係ないじゃない!!」
と思われましたか?
いいえ、違うんですこれには深いわけがあるんです。
旦那さんに「自発的」にあなたを思いやってもらうためには
言葉で押さえつけたり、態度で威圧することは
全く効果がありません。
そんなことをすると
むしろ、夫婦仲を悪化させてしまいます。
妻の態度や言葉で抑えつけられ
プライドをずたずたにされた旦那の終着点は
「アルコール依存症」「うつ病」「会社への出勤拒否」
「家庭内暴力」「ギャンブル依存症」など
見るに耐えない
悲惨な状態になってしまいます。
特に結婚して家族を持った男の
プライドというのはとても大切に扱ってあげないといけません、
では、
なぜ、「旦那のことを褒める。認める。尊敬する。」
をすると旦那さんを自分の思うがままに操作することができるんで
しょう?
その答えは
男性の本能にあります。
男性には
「自分を尊敬し、認め、愛してくれる女性を
命をかけてでも守りきる」
と言う本能があります。
そうです、
この“本能”をあなたは利用するのです。
あなたが旦那さんに
尊敬しているという言葉を言い、
認めているという言葉を言い、
愛しているという言葉を言うことで
旦那さんはあなたに対して本能的に 「この女のために俺は命をかける!」
と思うようになります。
そして、自分のことを認めてくれる家族に対しても
「俺はこの家族を守るためだったらなんでもする!」
と言うようになってくれます。
そのためにはあなたが
旦那をうまく褒めて
「あなたを思い、家族を愛する、理想の旦那」
になるように旦那さんを
うまく育ててあげないといけません。
旦那さんを育てるには
そのための言葉もよく考えないといけません
言葉は正しく使うと自分の思っている
感謝や、尊敬、愛情を効率よく
伝えることができる最強の武器になりますが
少しでも間違えた使い方をすると簡単に
相手を深く傷つけてしまう諸刃の刃でもあります。
2.{効果的な旦那の褒めかた}
ここでは旦那さんを褒める
「効果的な言葉の使い方」を具体例付きで
お教えします。
使えることを意識していますので
これを読んだあとは是非、使って下さい。
例えば
お風呂掃除を旦那様に頼んだ場合、
「終わったよ~」というタイミングで
お風呂場を見に行ったら、まずは
「わ、さすが!ピカピカ!」
と間髪いれずにほめましょう。
もちろん、洗い残しがあったり、
仕上がりに不満がある場合もあるかもしれません。
でもまずは相手が「終わった!」
と達成感に浸っているうちに褒めてあげましょう。
そして汚れが落ちていないところがあれば
あとからさりげなく指摘するのが賢い方法です。
「さすがに男性だと力が強いから、
私が落とせなかったところもきれいになってるわ。
・・・あー、でもここは男性の力でも落ちないのね。
洗剤を変えてみようかしら」
などと持っていけば
「いや、じゃあもう一度洗ってみるよ」
と旦那様も素直にやり直しに
応じてくれるかもしれません。
しかしこれが、
「あ、ここは汚れ落ちないままなの?
やっぱり男性の力でもダメか~。
でもほかはピカピカになったわね。」
と先に汚れが残っている点を指摘されると、
だめな点が強調され、
そのあとのピカピカになったという
褒め言葉が相手に届かなくなってしまいます。
妻は「褒めている」と思っていても
夫は「褒められたことはない」と 感じてしまうというギャップは、
このあたりから来てしまうのではないでしょうか。
そしてタイミングと同じぐらい大切なのは添える言葉。
「上手ねぇ」
「すごいわね」
という一般的な言葉だけでは相手の印象に残りません、
大事なことは具体的なポイントをさがして、
そこを褒めることです。
例えば、
「あなたって靴を磨くのが上手よね」
のように、具体的な内容を添えましょう。
そのポイントが旦那様自身でも 密かに自信がある点だったり、
逆に旦那様自身が気づいていなかった点であれば、
余計にうれしいもの。
もしピンポイントで褒める点が見つからなければ、
「センスがいいじゃない!」
「気が利くのねぇ」
「さすがねぇ」
と単なる「すごい」とは
ちょっと切り口を変えて褒めるのも効果的です。
また、男性は女性よりも勝ち負けにこだわる習性があるので
「それを使って磨くっていうのは、私も気づかなかったわ。」
と「私が負けた=あなたが勝った」という褒め方も、
男性が喜ぶ褒め方ですので、覚えておくと便利です。
お風呂掃除や靴磨き以外でも
今回お伝えしたこの方法をうまく応用して
旦那さんを褒めてあげて下さい
3.{効果的に夫婦の仲を良くする 5 つの方法}
言葉以外でも夫婦の仲を良くする方法は
たくさんあります。
それらの簡単な方法を効果的に使うことで
夫婦の仲は見違えるように改善します。
ここではその中でもすぐにできる方法を
5つお教えします。
・手紙でありがとうと伝える、
「いつも私たちのために頑張ってくれてありがとう、
あなたのおかげで私は安心して生活できるよ
私も気分屋だからたまにイライラしていることもあるけど
本当はあなたに感謝しているし、
毎日頑張ってくれて尊敬しているのよ、
これからも私の頼れる旦那さんでいてね」
などの旦那さんを褒めて、尊敬して、認める、
内容の手紙を書いてみてはどうでしょうか?
旦那さんは泣くほど喜んでくれると思います。
・スキンシップで愛情を伝える
子供もできて旦那さんとのスキンシップも
かなり減ったのではないでしょうか?
いきなり昔のように寄り添うのは難しいかもしれません
ですので
「肩こってるでしょ、もんであげるよ」
という感じで
優しさを持って旦那さんと接してあげて下さい
なれてきたら手をつないでみて下さい
手をつないだまま話をすると
自然と相手を思いやった話をすることが出来ます。
難しいかもしれませんがチャレンジしてみて下さい。
・贈り物で感謝を表現する
一番簡単なんではないでしょうか?
あまり高いものでなくてもいいです。
「いつも頑張ってくれてありがとう」
という言葉とともに
ネクタイや靴をプレゼントしてあげて下さい
いつも身につける物の方が普段から意識できていいです。
・奉仕
夫の身の回りの世話をしてあげる。
「今日もお疲れ様」
と言ってビールをお酌してあげる
何気ない親切で旦那さんを
「なんだかんだ言って俺のことを思ってくれているんだな」
と思わせてあげましょう
旦那さんは笑顔で自分の身の回りの世話をしてくれる
あなたを見て、「こいつと結婚してよかったな・・・」 と密かに思うようになります。
・自由時間をあげる
「いつも家族のためにありがとう
今日はお父さんが自分の好きなようにしていいよ」
と、夫に自由な時間をあげる。
たったこれだけのことでも旦那さんにとっては
「俺のことを思って自由な時間をくれるんだな」
と思ってくれて、
「次の日曜日にはみんなで出かけようか!」
と今度は家族の時間を大切にしてくれるようになります。
家族の環境はまずは夫婦仲からです。 積極的に奥さんから、旦那さんを
褒めて男の本能をくすぐって良い家族環境を作りましょう。
不登校解決情報局に直接送られてくる不登校で悩んでいる方からの
メッセージを見ても明らかに家庭環境が悪いことが
原因で不登校になっていることがとても多いです。
家庭環境を少しでもよくすることができれば
お子さんへの悪い影響もかなり減らすことが
できます。
良い家庭環境をつくるために
ここに書いてあることを
徹底的に行動してみてください。
あなたも知っている通り、
子供には絶対に言ってはいけない言葉というのもがあります。
言葉は思いもよらず人を傷つけてしまったり。
時には取り返しのつかないような
大きな失敗の原因になってしまうこともあります。
あなたが子供に何気なく言っているような言葉が、
子供の心に深く刺さり、トラウマになっa、
人を信じれなくなったりすることにもつながるのです。
そのようなことを防ぐために、
ついイライラしてしまった時に、
言ってしまわないようにするためにあらかじめ、
言ってはいけない言葉を知っておきましょう。
「言ってはいけない言葉だ」
と再確認しておくだけで、
不意にでも言ってしまわないようにすることができるので、
しっかと把握をしておいてください。
絶対に言ってはいけない11の言葉
・「おまえはいつも失敗する」
(「成功するな」)
挫折や失敗は、人にとって多くの学びを与えてくれるきっかけになります。
子どもは、完璧主義の親によって失敗を批判されると、
その印象が強く残り、挑戦することに臆病になります。
・「遊んでいる暇があったら勉強しろ」
(「楽しむな」)
楽しむことを否定する言葉。
子どもは遊びから多くの物事を経験し、学びます。
すでに経験を積んでいる大人の遊びとは成長に与える影響が違うのです。
大人の価値観を子どもに押し付けないようにしましょう。
・「子供なんだからまだ無理だ」
(「成長するな」)
かわいい子どもを守ってやりたい気持ちは、親であれば誰でも持っています。
しかし、過保護にすぎれば、子どもの成長を阻害します。
子どもの年令に合った成長を促してやるのが親の役割です。
・「親の言うことを黙って聞け」
(「考えるな」)
子どもの自由な発想を否定する言葉です。
大人の定規に当てはめる言い方で、子どもにとっては、すべて大事な経験です。
経験から考え、成長していきます。
考えることを許されなかった子どもは、大人になっても自分で考えることができません。
・「おまえなんかいなければよかった」
(「死んでしまえ」)
存在を否定する言葉。最も致命的です。
「お前さえいなければ、私の人生はもっと素晴らしいものになる」
と親から言われた子どもはどうすれば良いのでしょうか。
この言葉は決して口にしてはいけません。
・「体が弱いのだから無理をするな」
(「お前には無理だ」)
子どもが病気のときに、可哀想だからとたっぷり愛情を与え、
逆に健康なときにはそれほどの愛情をかけない。
子どもは親からの愛情ほしさに病気になったふりをするようになります
・「○○してはいけない」
(「実行するな」)
恐怖心の強い親が言う言葉。
自分が恐怖を感じるから、子どもができそうなことでもやらせない。
子供時代に色々な経験をさせてもらえなかった子どもは、
大人になってから自分で決断を下せなくなります。
・「おまえはバカだ」
(「才能がない、つまらない人間だ」)
いつも身近にいる親からこのようなことを言われた子供は
完全に自信を失います。
「自分には無理なんだ」「親には期待されていない」
「何をして元元ダメな人間なんだ」
と自信を失い、挑戦する前に諦めてしまうようになるのです。
・「自分の家はよそと違う」
(「仲間入りをするな」)
子どもは、誰とでも別け隔てなく遊べる子供時代を通して、
気の合う子、合わない子を学んでいきます。
親から強制的に言われても経験が伴っていないので、理解ができません。
理解できないのですから、友達と遊ぶと叱られることが印象に残り、
非社交的な子どもになってしまう可能性があります。
・「おまえが男(女)だったらな」
(「男、女であるな」)
性別を否定する言葉。
子どもは親の言うことを素直に受け入れようとします。
ですが、
性別はどうしようもありません
どうやったとしても受け入れることができないことを
親に言われると子供はどうしていいかわからなくなります。
・「むやみに人を信用してはいけない」
(「信用するな」)
「むやみに人を信用するな」
と言われた子供は
初めて会う人に関しても疑うことから見てしまいます。
人を信じれない人というのは、
人から信用されることができないと言うことです。
どうだったでしょうか?
イライラしているときについつい口にしてはいないでしょうか?
子供は親の思っている以上によく親のいっているを聞いていますし、
その言葉を深刻に考えてしまうものです。
その言葉が子供を傷つけてしまわないように気を付けましょう。