「学校に行くからスマホ(スイッチ、プレステ4、パソコン)を買って!」買ったら不登校は解決する? | 不登校解決相談所のブログ

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スマホやゲーム機、パソコンを買ったら本当に学校に行くの?



1.スマホやパソコンを買ったら不登校が悪化した!
2.子どもを信じて否定せずに買ってあげることが大切?
3.スマホに夢中で昼夜逆転になるのは仕方ないこと
4.昼夜逆転が進行して不登校が悪化!
5.物でつって登校させるのは良くないこと?
6.「待つ」対応をすればいつかは動き出す?
7.高校や大学に合格したけど不登校に逆戻り!
8.大切なのは「継続する力」「逃げ出さない力」
9.スマホを「きっかけ」に登校を続けられるように支援を!
10.外発的動機付けと内発的動機付け
11.「子どもの言葉を信じる」という気持ちだけでは・・・



1.スマホやパソコンを買ったら不登校が悪化した!

静岡にある不登校解決相談所には、このような相談が多く寄せられます。

「子どもがこう言いました。」

『学校に行くから、スマホ(スイッチ、プレステ4、ゲーミングパソコン)を買って!』

「子どもが真剣に言うので、子どもを信じてスマホ(スイッチ、プレステ4、ゲーミングパソコン)を買いました。」
「しかし、子どもは学校に行きませんでした。」
「さらには、スマホ(スイッチ、プレステ4、ゲーミングパソコン)にハマってしまい、昼夜逆転がひどくなってしまいました。」

「これからどうすれば良いのでしょうか?」


2.子どもを信じて否定せずに買ってあげることが大切?

さらに詳しく話を聞くと、お母さん方も最初はこのように思っていたようです。

「スマホ(スイッチ、プレステ4、ゲーミングパソコン)を買っても、学校に行かないのでは?」
「逆に、スマホ(スイッチ、プレステ4、ゲーミングパソコン)に夢中になり、余計に学校に行かなくなるのでは?」

ただ、このような気持ちもあったそうです。

「本やネットを調べたら、このように書いてありました。」

『わがままを言うのは子どもが親の愛情を試している。』
『子どもの要求に応えてあげることが大切。』
『欲しいものは買ってあげましょう!』
『子どもを信じて、否定しないようにしましょう!』

さらには、このような気持ちもあったそうです。

「スマホ(スイッチ、プレステ4、ゲーミングパソコン)の話を熱心にしてくれました。」「それを見て私はこう思いました。」

『こんなに真剣になれることならやらせてあげてもいいかな。』
『友達との関係もあるし・・・。』
『学校にも行くと言っているし。』


3.スマホに夢中で昼夜逆転になるのは仕方ないこと

お母さん方の気持ちは、同じ親としてとてもよく分かります。

子どもが真剣に言ってきたり、相談をしてきたりすると、親として子どもの気持ちを尊重してあげたい気持ちが出てくるのは当然です。

ただ、安易にスマホ(スイッチ、プレステ4、ゲーミングパソコン)を買い与えることには危険がつきまといます。

子どもがお母さんに対して、何度も何度もスマホ(スイッチ、プレステ4、ゲーミングパソコン)のことを言うのは、本当にそれがほしいからです。

それを買い与えてしまっては、それに夢中になってしまうのも仕方がないと言えます。


4.昼夜逆転が進行して不登校が悪化!

『学校に行くのは当たり前!』

お子さんがこのように思って、毎日、登校しているのであれば、問題はないかもしれません。

ただ、お子さんが不登校の状態だとこのような状態になってしまうことはよくあります。

・夜遅くまでスマホ(スイッチ、プレステ4、ゲーミングパソコン)をして過ごす。
・翌朝、起きることができない。
・「登校しなければならない」という意識が低いので、そのまま寝て過ごす。
・昼夜逆転がひどくなり、不登校が悪化する。


5.物でつって登校させるのは良くないこと?

「物でつって登校させるのはよくないのではないですか?」
「本人が登校する気になるのが大切なのではないですか?」
「本人の気持ちがないのに、登校させても、結局、元に戻ってしまうのではないですか?」

このように言うカウンセラーさんやお母さん方もいらっしゃいます。

確かに、おっしゃることはその通りで理想だと思います。

ただ、「待つ」対応をしていて、本当に不登校の子どもが学校に行くようになるのでしょうか?


6.「待つ」対応をすればいつかは動き出す?

「中3の時に『高校に行きたい!』と言って、勉強を始めました!」
「通信制高校に合格することができました。」

こうおっしゃるお母さんもいらっしゃいます。

「今は、不登校でも進路がたくさんあるから大丈夫!」

こうおっしゃるカウンセラーさんもいらっしゃいます。

確かに、おっしゃることは間違っていません。


7.高校や大学に合格したけど不登校に逆戻り!

しかし、静岡にある不登校解決相談所には、高校生、大学生のお子さんをもつお母さん方からこのような相談が寄せられます。

「通信制高校に合格したのですが、課題を全くやりません。」
「通信制補助校に入学したのですが、登校しません。」
「高校からは毎日、登校すると約束したのに。」

このような相談をしてきたお母さんもいらっしゃいます。

「大学に合格したのですが、1週間で行かなくなってしまいました。」
「その大学の悪口ばかり言っています。」
「どうやら、友達を作ることができず、一人で授業に参加したり、食事をしたりしているようです。」


8.大切なのは「継続する力」「逃げ出さない力」

上記のような相談をいただく背景には、このような間違った考え方が浸透していることが関わっていると私は考えています。

「進学」=「不登校解決」

不登校の子どもの進路が決まれば不登校は解決したと思いたくなる気持ちは、とてもよくわかります。

ただ、上記の例のように進学したからといって、すぐにやめてしまっては意味がありません。

大切なのは「決めたことを投げ出さない力」「継続する力」「イヤなことから逃げ出さない力」だと、静岡にある不登校解決相談所では考えています。


9.スマホを「きっかけ」に登校を続けられるように支援を!

「それなら、なおさら物でつって登校させるのはよくないのではありませんか?」

こうおっしゃるカウンセラーさんやお母さん方もいらっしゃいます。

ただ、こららの意見に対して、静岡にある不登校解決相談所ではこのようにお答えさせていただいております。

「何かを買ってあげることが、きっかけになって不登校が解決するのが悪いことだと思えません。」
「大切なのは、それをきっかけに、不登校の子どもが登校を続けられるように支援をすることだと思っています。」

『どうすれば、この子は登校し続けられるだろう?』

「先生や親がこのように考え、一緒に相談をしながら役割分担をして支援をすることが大切です。」


10.外発的動機付けと内発的動機付け

「罰や褒美を与えて何かをやらせる。」

これを心理学では、外発的動機付けと言います。

逆に内発的動機付けとはこのようなものです。

「自分から進んで何かをやる。」

カウンセラーさん方がおっしゃる通り、不登校の子どもが自分から登校してくれる(内発的動機付け)ことがベストであるのは間違いないでしょう。

ただ、静岡にある不登校解決相談所では、外発的動機付けをきっかけに内発的動機付けにつなげて行く支援があってもいいと考えています。


11.「子どもの言葉を信じる」という気持ちだけでは・・・

「結局、スマホ(スイッチ、プレステ4、ゲーミングパソコン)でつるのはいいの?」

不登校でお悩みのお母さん方から、このような質問をいただきます。

この質問に対して、静岡にある不登校解決相談所ではこのようにお答えさせていただいております。

「買うことで不登校を解決できるビジョンがあるなら、買ってあげてもいいと思います。」
「ただし『本人の言葉を信じたい』『否定をしない方がいい』など、買った後の具体的な支援方法が決まっていないなら、あまりおすすめはしません。」

もちろん、買った後にどのような支援をすればいいのかわからないお母さん方も多いと思います。

そんなときは、実際に多くの不登校を解決している機関に相談をしてください。

 

 

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引用元:不登校解決相談所HP