自分の中にある「規格」外を受け入れられない人に送られた作品
こんにちは。 あなたの心豊かな生活を応援する! 和久 易子です。 いつもご訪問いただき、ありがとうございます。
昨日私は娘を裏切りました。
って、初っぱなからヘビーですね。
というのは、実は昨日はスポーツ観戦の大好きな長女のためにと、一緒に男子バレーファイナルを観に行く約束をしておりました。
ところが、その一週間ほど前に、生田斗真くんの番宣を観た母が「観に行きたい!」と言ったのです。
病気になってから、何にも興味を示さずやりたいことが何もない状態だった母の、あまりにも珍しい言葉に敏感に反応した私。
と言うと聞こえはいいですが、単に斗真くんが大好きな私はそっちにロックオンしちゃっただけともいう・・・ 娘よ、すまぬ
映画情報を調べると、何と舞台挨拶があるとのことで、ダメ元で申し込みをしたら、何とまぁ、娘との約束の日にバッティング
ひどい母親とは思いつつも、そこはやっぱりwant to を選ばせていただくべく、娘に相談。
「裏切られた!!!」
とは半分怒りつつも、私のジャニーズ狂いをよく理解してくれてる娘なので、すぐに代わりに行ってくれるお友達を探してくれました。
本当に申し訳ありませんでした
娘のおかげで、母と行けることになり、いざ当日。
受け取ったチケットはB列とあり、「B列ってことは前から二列目やん」とテンションMAX
余裕を持って出たつもりが、母の体力が衰えていて、思った以上に歩く速度が落ちていることに驚き・・・
ギリギリに入場し、座って2分後に始まりました。
すると、何とまたまた驚きの事実がっっ
A列にはお客さんを入れていなかったので、実質最前列〜
しかも、ど真ん中なので、約3mほど前には生の生田斗真くん
数年前にも舞台を観にって、女性役で可愛すぎるほどの斗真くんを4列目で観て、私が男だったら絶対惚れるわ〜なんてうっとり見惚れてたのを思い出しました。
今回もまた女性の斗真くんと思っていたら、役の姿ではなく普段通りの斗真くんだったので、かっこよすぎて前のめりで食い入るように見入ってしまいました
母も横で同じくハイテンション
私のミーハーはどうやら母譲りのようですな
本題に入りますが、映画はとても素晴らしい作品で、観に行って良かったと心から思えた作品でした。
人とは?
愛とは?
普通とは?
親子とは?
家族とは?
いろんなことを考えさせられます。
編み物と絡めて、うまく話を作っているのがすごく良かったです。
上記は全国で3点しかない、手編みの宣伝商材です。 大阪ではなんばパークスで見ることができます。
また、どの役柄にもすごく意味があって、皆さんがそれぞれ今多くの人が抱えてる問題に関して気づきを与えてくれるような役割を持たれています。
全体を通して、私が感じたこと、
人それぞれ自分自身が生きていくために必要な常識や固定観念や理想を持っていると思います。
それら自分の中にある「規格」に当てはまらないもの、規格外を受け入れることができない人が多すぎるから、「世の中うまくいかない」と思うのではないでしょうか。
自分と違って当たり前!
だからこそ、相手も尊重する、大切にする。
自分が全て正しいわけでないので、相手に押し付けない。
そんなふうに、誰もができれば、世の中もっとhappyになるのにと思う作品でした。
この作品には、
トランスジェンダー、
ひとり親の苦悩、
どんな親であろうと親を求める子どもの気持ち、
愛情のかけちがい、
包容力、
感情のコントロール、
親から子また子から親への無条件の愛、
自分とは違うもの(人や思い)を受け入れる事
性別や血縁を超えた人と人の愛
本当に、すごい情報量です。
老若男女問わず、見ていただける作品です。
母も私も始終泣きっぱなしでした
母には「観に連れて来てくれてありがとう」とすごく感謝されました。
ぜひ大切な方と一緒に観に行っていただきたいです。