いい子でいることが、苦しい子の不登校 | 不登校と別室登校カウンセラーのブログ

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私は、学校図書室で、7年間別室登校のお子さんをカウンセリングしてきました。

のべ1000人のお子さんを見てきました。

本音を飲み込んで、不登校という形でしか表現ができなくなったお子さんの心の声を拾います。

それさえできれば、不登校は怖くありません。

● いい子でいることが、苦しい子の不登校


こんにちは!小松です。


お子さんがいい子だと、見落としがちです。


小5の女の子の、親御さんからのご相談です。


少しずつ、表情が固くなりました。月曜日になると、具合が悪く休みがちです。


ひと月ほどで、完全に学校にいかなくなりました。


Zoomカウンセリングで、お話を聞ききました。


お友だちからも、頼りにされて、慕われている。


彼女のおかげで、学校に行けている子もいました。


先生の信頼も厚い。大人の動きに敏感で、まとめ役をしてくれていました。


先生は、このお子さんに、信頼を寄せていました。


しかし、お子さんにとっては、負担だったのです。


気持ちがわかり、お子さんは、ポロポロと泣きました。


大人の負担を背負える子どもなどいません。


子どもは、まだ、サービスを受ける側なのです。


気を張ってると、お子さんのエネルギーを奪います。


このお子さんは、ゆっくりと回復してきました。


表情も明るくなり、もう少しです。


子どもに、都合のいい子を演じさせてはいけません。


でも、大人も間違えるのです。それだけ、忙しかったのでしょう。


お子さんの、重荷は早めにおろしてあげましょう。