バスドラムのヘッドにフープが上手く据わらない。 | 大久保 "futofuto" 太 のドラムブログ

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ドラマー「大久保 太」の備忘録です。

BDのヘッドを張ってみたのだがフープの据わりが非常に悪い。
張り方の問題かと思い、いろいろ試してみるも解決出来ず。



ヘッド土台の立ち上がりの段差にフープ内側のエッジが引っかかるのだ。。

念のため、手持ちのBDヘッドを確認してみた・・・
コーテッドアンバサダ。
このような形状ならばスコンと入る。



ファイバースキン3
これもなんとか大丈夫。


以下の形状だとフープがしっかり据わらない。

パワーストローク3


Pearl マスターズの標準ヘッド


パワーストローク3コーテッド

うーむ。。うーむ。。

と悩んでいるところに、ドラムチューナーの村上さんからアドバイスを頂いた。

問題はヘッド側ではなくフープ側を加工する事で解決出来る。
最近のしっかりしたドラムはこういった問題にも目を向けフープに逃げ加工がされているとのこと。

なるほど。ヘッドにばかり目がいって全く気が付かなかった。
灯台下暗しだ。180度違うところを見ていた。

確かに今使っている鉄フープの内側には逃げがない。
むしろそのシャープさがいい効果を生むと思っていた。

フープが逃げればしっかりフープが据わりチューニングもスムーズかつ安定する。しかも使えるヘッドの種類が増えるし、ヘッドの特性をフルに生かせる。

いい事尽くめではないか。

そういうことか。

アドバイスくださった、村上さんに感謝だ。

追記
そもそも、段差無くヘッドが出来ていれば、フープの加工などしなくても、何の問題も無いのだ。
現状どうにもならない事を、柔軟な視点で対応するという事が大事だという事を付け加えておきたい。
固定概念を打ち破り、現状出来る事を考え、柔軟に対応するところがプロのチューナーのすごいところだと私は思う。