どうもみなさまごきげんよう、ハ号お兄さんだじょ~
明日できたら文化祭公演の情報をいよいよ公開したいと思っている今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今年は秋が長くてとってもいいもんですねぇ。
さあ前置きはこのぐらいにして、最近経験した少し怖いなと思った話をしたいと思います。
知っての通り教職課程をとっている僕ですが、中学社会科の授業実践事例と言うことで、「江戸時代に農業生産力が爆増した理由を予想し、仮説として発表せよ」という課題が出まして、最終的にその仮説をいくつかの種類に分けて、仮説発表会と質疑応答をしようということになりました。
まあ要は、「どの説が最も史実的にあっていて説得力があるのか」みたいな話ですね。
これはおそらく目的としては、生徒たちが論理的に筋道を立てて仮説を予想したり、ほかのこと議論して新しい視点を得て考えを深めるみたいなのがあっただろうと思います。
というわけで僕も課題だったので、当時の状況とか以前自分が見聞きしたことを踏まえて、「論理的に考えたらおのずとこんな理屈になるのかな」というのを書いて発表しました。
実は今回は仮説を組み立てるという趣旨だったと思ったので、あくまで資料とかはあまり引用せず、ほぼ自分で予想して描いた感じだったんですよね。
というわけで仮設発表会が始まったわけですが、ほかの人たちはちゃんと資料を引用しつつ各々の説を説明している中で、僕は大して資料も引用してなかったので、「あぁやっちまったなぁ」とか思いながら、自分の説を発表してみたんですが、のちに質疑応答に入ってみたら、なぜかみんな僕の意見を支持しはじめました。
なぜ…?って感じですよね。
さらに僕の説に乗っかったうえで圧倒的知識力をぶんぶんに振ってほかの発表者を代理論破し始める生徒役まで出始めてしまいました。
そして最終的にほぼ全員僕の意見に納得して賛同してしまったわけなんですが、終わった後なんでこんなことになってしまったのか考えたところ、一つは、ほかの発表者の説まで乗っ取るような説明の仕方をしたほかに、何より「因果関係がキレイにつながるように話したのでは」という結論になりました。
さっきも言ったように僕は資料的に正しいかはいったんおいておいて「論理的に考えたらおのずとこう考えるよね」みたいな感じで書いたわけですが、これゆえに物事の因果関係が妙にきれいにまとまってて、結果異様に腑に落ちる説になったようでした。
ここで大事なのは「正しいかどうか」ではなく、「腑に落ちるかどうか」です。
これって言いかえれば、正しくないことでも因果関係がきれいにつながってて腑に落ちるような意見なら、人は普通に受け入れてしまうということです。おそらく詐欺師とかが人をだますテクニックにも似たものがあるかもしれませんね。
人はある意味、納得した瞬間そのことについて考えなくなります。
それを利用して、こちらが荒唐無稽なことや嘘を言っても、相手に疑う余地をなくさせるのかもしれません。
だからこの話の教訓は、「妙に納得してしまう話程疑ってかかれ」ということかもしれないですね。
意外と腑に落ちるような理屈でも、別の見方をしたりさらに情報を集めると思ったより正しくなかったみたいなことは結構あると思いますので、詐欺師とかに騙されたりしないためにも、この辺はよく意識していきましょう!
ちょっと長くなりましたが、以上ハ号の提供でお送りしました!
文化祭公演情報、お楽しみに!! バイバイ!!!