こんばんは。

今回は前回の記事で不覚筋動がどんなものであるか認知できたと思うので

随意運動についてみんなと検証出来たらと思います。

何故かというと不覚筋動で動く感覚というの随意運動に相当深く関わっていると思うからです。


だからまずしっかり不覚筋動で動く感覚を認知して下さい。不覚筋動人差し指の素振り30回!親指30回!とか。笑

施術に余計な力が入らなくなりますしね。

ちなみに自分は不覚筋動
人差し指30回
親指30回
手指全部30回
肘30回
肩30回
足30回
を日課にしてます。テレビ見ながら何となくやっていますが。もちろん運動イメージを加えてです。

これをやっていると運動のイメージだけで大きく運動が出来るようになってきます。

ほとんどの施術に活かせそうでないですか?
^_^


膝と股は個人的にやるとある運動が障害される可能性があると考えるためやってないです。
このある運動が何なのかというのは今回の検証で明らかになると思います。


さてまずフツー随意運動はどんな感じですかね?

なんかよくわからないけどぬる~っと動いて時にはヒュッと速くもできる。

大雑把にいえばこんな感じだと思います。

ここでまず大事なのは運動イメージを特に意識しなくてもこういった事が出来るということだと思います。

かと思えば運動イメージをしても同じような事が起こります。

なんか考えてたら頭がゴチャゴチャしてきます。こういうのは考えてはダメなんですかね?笑
考えるより感じろ!ということでしょうか?

ではなにを感じればいいのでしょうか?

取り敢えず闇雲に感じてもよくわからなくなりそうなのでアタリを付けていきましょう。

取り敢えず不覚筋動の感覚で動く動きと反対の感覚で動きそうなものを探ってみましょうか?

これは何なのかというと自分は

反射で動く感覚

だと思います。
では反射で動く感覚を認知してみましょう。

検証 肘近くの上腕二頭筋腱を叩いて反射を出してみましょう。それで動く感覚を感じましょう。反射が起きるのならどこでも構いません。

片麻痺の方は膝の皿の下あたりを叩いて膝蓋腱反射を出してみましょう。膝がピョンと動く感じです。

どうでしょうか?反射で動く感覚を認知できたでしょうか?不覚筋動で動く感覚と全然違いますね。まずこの2つを分けて感じられるようにしましょう。
わからない方何回か分けてやってみて下さい。

次は何を検証してみましょうか?

次はゆっくりな動きと速い動きにわけて検証してみましょうか?

まずはゆっくりな動きからいきましょう。

検証 片手でできるだけゆっくり上肢、手指全体を動かしてみましょう。

どうでしょうか。今行なってきた感覚の中だと不覚筋動で動く感じに近いですね。それにちょっと関節に圧がかかる感じやちょっと腱が伸びる感覚が加わる感じです。

では速く動かすとどうでしょうか?

検証 片手で肘を速く屈伸させてみて下さい。

どうでしょうか?これは殆ど反射で動く感覚と同じですね。皆さんはどうでしょうか?

これらはどう捉えたら良いでしょうか?

「不覚筋動で動く感じがゆっくりな動作だからゆっくりな動きの感じと似ていて、反射で動く感じが速い動きだから速く動かす感じと似ているんじゃない?ただそれだけな感じがするけど…。」


こんな感じに思ったでしょうか?

本当にそうなんですかね?

ではゆっくりな動きをもう少しみていきましょう。

検証 片手で力を込めてゆっくり動かしてみて下さい。その感覚を感じてみて下さい。

これでもゆっくり動かせますね。
どんな感覚かというと力がこもって関節に圧が強くかかる感じですね。
またぎこちなくロボットの動きですね。
不覚筋動で動く感じよりは動いている、動かしているという感じが強いかもしれません。
面白いのはゆっくり動かしているにも関わらず不覚筋動で動く感覚がほぼ消失していることてすね。
この動きで不覚筋動で動く感覚を感じられる人は不覚筋動の練習のしすぎ 笑 か不覚筋動の感覚で動くイメージに引っ張られている方かと思います。
違うんじゃないのーと思う方は他の検証でその根拠を示すことができるのでここは素直に力を込めてゆっくり動かすと不覚筋動の感覚が消失すると思って下さい。



次はどんなゆっくりな動きをしましょうか?

こんなのはどうでしょうか?

検証 片手で手首を思いっきり過伸展しながらゆっくり上肢を動かして下さい。
その感覚を感じてみて下さい。







これでもゆっくり動かせますね。
不覚筋動で動く感覚や力を込めてゆっくり動く感じともなんか違いますね。
これもぎこちなくロボットの動きみたいです。
これは表現するならば腱が伸ばされてる感覚に関節に圧がかかる感じが加わった感じです。
皆さんはどうでしょうか?そういう風に感じましたか?




もっとゆっくりな動作を検証しても良いのですが非常にダレてくるのでここは結論だけ言います。

ゆっくり動かす時に感じる感覚は外的刺激がない限り

①不覚筋動で動く感覚
②力を込めて関節に圧がかかる感覚
③腱が伸ばされて関節に圧がかかる感覚

この3種類しかありません。
ここからはこれらの現象を①、②、③と表記します。

またこういう事も言えると思います。

①、②、③の感覚のいずれかを認知できれば
ゆっくりな随意運動を獲得できるという事です。感覚-運動ですから。
これが否定されると感覚で随意運動をアプローチする事は無意味という事になります。笑
そんな事はないですよね?

また違う言い方をすると

①、②、③の感覚がいずれも認知できない場合ゆっくりな随意運動はできないという事です。


皆さんはどう感じますか?
自分の妄想でなければこれらの検証だけで結構とんでもない事実が明らかになりましたね。笑


ここで片麻痺の方にどんな事が起こっているかちょっとイメージしてみましょうか?

最初麻痺側はわずかにしか動かせないと仮定します。
もしかしたら最初は①でわずかに動かせているかもしれません。
ただわずかにしか動かせませんからどうするかというともっと動かそうと頑張ると思います。
そうすると動く感覚が①→②に移行してしまいます。加えて

1.反射異常による環境不適応による筋緊張の亢進
2.キツい生活行為による筋緊張の亢進
3.肩こり、腰痛などの2次的な不調、不快感による自律神経反射亢進による筋緊張の亢進
4.???による筋緊張の亢進

これが容赦なく襲いかかってきます。
その結果強制的に②で随意運動を行うしかできなくなってしまいます。
伸展ができても③になってしまいます。

もっと酷くなりこの後もドンドン筋緊張が亢進していくとします。
そうすると関節の間がつまって圧がかかる感じが分かりにくくなります。
それに加えて筋緊張亢進による血流障害により感覚が低下していきます。
そうすると腱が伸びる感覚が分かりにくくなりさらに関節に圧がかかる感じも分かりにくくなります。その時、

片麻痺の患者さんは殆どゆっくりな随意運動は起こせなくなります。
要するに固まってしまうわけです。
①、②、③の感覚全てが殆ど
認知できなくなったのですから…

まあ全てがこうじゃないですがこのような事が片麻痺の患者さんに起こっているという事です。

皆さんならこういう患者さんにどう随意運動を獲得させますか?
そもそも①の獲得は可能なんでしょうか?
②、③の随意運動がしっかりできるように支援するべきでしょうか?

②、③の動きを支援する手段として現在のリハビリでは

筋をモビライズなどでして筋緊張を落とす
最終域までしっかりROM訓練

地味ですがこれが一番理にかなった有効な手段と考えます。

ROM訓練する事により、関節の間を広げる。可動域を確保する事により腱が伸びる感覚を分かりやすくする。
他にやるならば、
筋緊張を落とした隙に感覚訓練
→反射異常↓ →筋緊張の亢進↓

生活行為への介入→ラクに→筋緊張の亢進↓

肩こり、腰痛のような2次的な不調、不快感の介入→筋緊張の亢進↓

徒手療法、物理療法
反射異常↓、筋緊張の亢進↓

筋肉、アライメントの正常化
→反射異常↓、筋緊張↓

これらが考えられますが…

どうやっても限界は②、③の動きを楽にするかという事になってしまいます。

何故なら4.???の存在があるからです。こいつが異常な限り筋緊張の亢進を止めることはムリです。泣

筋肉の異常をいくら見つけて正常化しても、4.⁇?のせいで異常にされて元の異常に戻ってしまいます。

だからその時もし①を獲得してもすぐに②にスイッチしてしまいます。
不覚筋動で動く感覚は少し力が入るだけで無くなってしまうのですから…

だから⁇?ってなんだよ!怒
って皆さん思うでしょうが…

ごめんなさい。まだ言えないです。
恐らくまだ信じてくれないですから…
自分も言うのを耐えています。

気を取り直して検証に戻りましょうか 笑

ちょっと複雑になりますがゆっくりな目的動作はどうでしょうか?

色々検証してみましょう。

検証 机の上にコップなどの掴むものを置いてゆっくり取ってみて下さい。どんな感覚で行なっていますか?


恐らく①→コップを掴む時に②

こんな感じでしょうか?これは大体予想通りだと思います。

次はちょっと影が薄くなっていた 笑 速い動きで目的動作を行なってみましょう。
これはかなり面白いです。

検証 速い動きでコップを取ってみましょう。
どんな感覚がありますか?


自分的には

反射で動く感覚→コップの前で速度を落とす(ブレーキをかける)とき①→コップを取って掴む時②

でした。

この中で注目するのはブレーキをかける時ですね。
何と速い随意運動にブレーキをかける時に不覚筋動で動く感覚が出てくるんですね。
オマエこんな速い動きの中にも出てくんのか!って感じです。笑

すなわち速い動きを止めるには不覚筋動の感覚がないとブレーキがかけられないということです。なんて恐ろしい!

自分が随意運動の検証してて一番テンション上がった瞬間でもあります。笑

やってる事は非常に地味ですが。笑
ただコップを取っているだけです。笑



次は力を込めた感じで目的動作といきたいところですがこの検証は皆さんに任せます。
ここは色々なパターンが考えられ凄く長くなりそうだからです。笑
興味がある方は記事を読んだ後ゆっくり検証してみて下さい。
どちらかというと片麻痺の方の動きです。
どんな感覚になるでしょうか?


次は巧緻動作に行ってみましょうか?
疲れは大丈夫ですか?
自分は記事を書いてて疲れてきました。笑

気を取り直していってみましょう!

検証 箸をできるだけゆっくり操作してみて下さい。どんな感覚ですか?

触覚や圧覚の外的刺激が色々邪魔をしますがそれらを抜かすと①の感覚だと思います。
これは予想通りですね。

ではこんな検証はどうでしょうか?

検証 まず箸を持って下さい。そして指先に少し力を込めます。あくまでも少しです。
ここ重要です。その力を込めた感覚をキープしながら箸の操作をしてみて下さい。
どんな感覚になりますか?








というか箸の操作はできますか?恐らくそのまま固まってしまったと思います。どーやんの?って感じです。笑
この現象が前の箸の検証を踏まえると

わずかに力を込めるだけで不覚筋動で動く感覚が消える根拠になると思います。

実は力を込めたままでも箸の操作は出来ます。それは思いっきり指先に力を込めて操作するとかなりぎこちないですができます。しかし関節がヤられます。笑

そこそこ随意性がある片麻痺患者さんにやらせると大変な事になります。

本当に麻痺が軽度な人しか箸の操作の獲得が出来ないことがこの現象からも分かると思います。

ちなみに片麻痺患者さんでなくても多少ぎこちない感じで箸の操作をしている人がいますね。これはどんな感覚でしょうか?

これば触覚、圧覚のフィードバックを駆使して①→②→①→②…と繰り返していると思います。こういった感じで動いています。

今回片麻痺の方を例に多くだしましたが、高齢者の動きや整形疾患の人でも同じです。
筋肉の異常やROM制限によって簡単に①→②、③になってしまいます。

上肢はこれで終わりです!

えっ下肢もあるのって感じですが

………




次回にしましょう。笑

次回 break time-随意運動を感覚で捉える②-