よく聞く「冷たい熱帯魚」
Netflixでちゃんと見たら、
すごかったですね。
「ボディーを透明にする」と言って
人を簡単に殺す役のでんでんさんの
演技がこわかった。
人の懐に入って簡単に洗脳されて
しまうんだなという恐怖の方が
私は強かったかな。
実際の事件
埼玉愛犬家連続事件を元にした
園子温監督の映画で
気が弱い、同じ熱帯魚の店をやっている
吹越満の奥さん役の人と
園子温監督は結婚したみたいですね。
園子温監督はセクハラで訴えられたりして
ますね。
結婚したのは「冷たい熱帯魚」の後の
ようですね。
でんでんの、最初はやさしくて、
おもしろくて明るい、人懐っこいキャラで
初対面の相手を安心させ
心を開いたら、一気に最初とは変わって
凶暴になり
アメとムチを使い分けるように
喜怒哀楽で接する。
そうすると相手は
「怒られないように、怒らせないように」
と顔色をうかがってビクビクするように
なる。
その人が怒らないだけで、うれしいと
思うようになる。
これは親子間でもある。
私も娘に怒ってばかりいて
「〇〇ちゃん、ビクッとする時ある」と
６歳くらいの時学童の先生から
言われたことがあった。
私に毎日怒られてビクビクして
いたんだろう。
申し訳ないことしたと思っている。
私は別に洗脳するために
怒っていたわけじゃないけど
洗脳ってそういうことだと思う。
私の母親もそうだし
学校の教師や仕事の上司から怒られると
次また怒られたらどうしようと思って、
その人の顔見てビクビクして、
ああ、今日は怒られなかった、よかった
と思ったり、
なるべく近寄らないようにしようとか
聞きたいことがあっても聞けないし
オドオドしちゃって
普通のことも言えなくて、
そしたら今度は「オドオドしてる」と
注意されて、
お前がそうさせてんだよ！！って
思ったことあった。
あの時は本当におかしかった。
最初からこわいのも嫌だけど、
この映画みたいに、最初はやさしくて
下手に出て仲良くしてきて、
その後急にこわくなると
頭の中で、なにが起きた？と
パニックになって思考停止になって、
こわいし、よくわからないから
この人の言う通りにしようと
思ってしまうんだろう。
私も子どもができて離婚してから
ママ友がなにも連絡もせずに
私の家に急に来て独身男を連れて
来たり
距離の縮め方がおかしい
馴れ馴れしい人がいっぱいいたし
最初は普通にしゃべってたのに
次の日、急に怒ってきたり、
それで、こっちが言い返してくれば
会話ができて仲良くできると
思ってる女とかいたし
職場で毎日会ってるのに、
その時は全然しゃべらないのに
メールをすごい送ってくる男とか
結局、会話ができないけど
私と付き合いたいからで
私が無視してたら保育園の前で
待ち伏せしてストーカーみたいに
なったり
仲良くないのに
名前を書かないでメールしてくる女とか
いたし、
その人、人の話しは聞かないのに
自分は助けてくれとか
アレくれコレくれと言う
「クレクレ」族で
そういう人ばっかりだった。
話がそれた。
結局、人が一番こわいし、
こういう距離の縮め方が早い
馴れ馴れしい人は警戒した方が
いいと改めて思った。
人との距離の縮め方って
むずかしいけど、
この映画の話は
娘が万引きして、
それをかばってくれたことで
相手の誘いを断ることができず
同じ熱帯魚屋を営んでることから
仲良くしようと言われ、
うちの店を見てくれと言われ
店に行って
娘を自分（でんでん）の車
フェラーリに乗せてあげると言い
娘を手なずけ
娘さん、うちの店で働かないか？
という話になり
娘が人質になってしまい
嫁も取り込まれてしまい、
殺人の片棒を担がされて
自分も同じように殺される恐怖も
あり、
どんどん共犯にされてしまう。
娘の万引きをかばってくれたという
相手の誘いを断れない状況に
されてしまったことから始まるけど、
どうしたらよかったのか？
万引きがなくても、
いずれこういう人は
当たり屋のように
自分からぶつかって来て
被害者だと言って因縁をつけて
要求や仲良くすることを
断れないようにするだろう。
離婚した後引っ越した所で
宗教の勧誘みたいなママ友が
近寄ってきたけど、
その人は、私に自分が着た汚い服
や捨てるバックを私にあげると
持ってきて
私に恩を着せて、私が断れない
ようにしたかったんだろう。