娘は小学1年の1ヵ月頃から積極的不登校をして適応指導教室に行っていました。

適応指導教室は行きたい時に行くスタイルで週2、3回くらい行って、他の平日昼間は近所の図書館や公園やスーパーで買い物して過ごしていました。

 

なので近所の知らないジジイに「学校行った方がいいよ」といきなり言われたり、公園で遊んでたら小さい子を連れたお父さんから「学校休みですか?」と話かけられたり、上の階の老夫婦から「学校行った方がいいよ。うち猫がいるから遊びに来て」と言われたり、近所の人から通報されて児童相談所の人が見に来たこともありました。

 

そんな感じで平日の昼間家の近くをウロウロしてると、なにも言ってないのに近所の人には不登校なのが周知の事実になっていました。

娘が小学3年生くらいの時、いつものように近くのスーパーで買い物して店の前のベンチに座っていたら「もしよかったらどうぞ」と三つ折りの冊子みたいなのを渡されました。

 

その人は図書館とかでたまに見る人で、黒人の子どもが5人くらいいて、旦那が黒人でその人は日本人で、1番上の多分小学5年生くらいの男の子が不登校で、その子がその冊子のフリースクールに行ってるらしくて、そこにうちの子もどうか?と言ってきたのでしょう。

 

その冊子を見たら、平屋のプレハブみたいな所の一室にダイニングテーブルと椅子があって、カラーボックスの本棚が2つくらいあってそこにマンガがあって、 ただ平日の昼間5時間くらい、学校に行けない子が月5万円払って過ごすらしい。 

 

多分その母親は自分の息子がその部屋で一人寂しく過ごしてるから、図書館で平日の昼間よく会ううちの子がそのフリースクールに入ってくれれば、自分の息子も喜ぶと思って言ってきたのでしょう。

 

はぁ?って思いました。

なんで5万払ってそんな所行ってるの?って。

適応指導教室でいいんじゃない?って。

わからないけど、体裁とか世間体とかすごい気にする人っぽいから、近所の適応指導教室とか行きたくないのかなと。

 

本当は学校行かせたくて、でも黒人でいじめとかあって行きたくなくて、じゃあ、お金出すから学校みたいな所に行きなさい!そうすれば普通の学校は行ってないけど、学校みたいな所にはちゃんと行かせてますよ!と言えるって、そういうことでしょう。

 

単純に不登校ビジネスのカモになってると思いました。

私も最初はシューレとかフリースクールを考えたけど、お金がかかるし、遠いし、うちの子は小学校に入る前の保育園の時から多動で教育相談に通っていて、そこは相談でもなんでもなくて、ただこちらの話しを聞いてメモ取ってるだけで、多動の子をバス電車バスを乗り継いで連れて行って、こっちがいろんなことを教えに行っていました。

 

小学校に入って不登校になったら今度は「学校に行け」と言うだけでほんとに嫌だったんだけど、うちが学校に行かないもんだから、向こうもしびれをきたして「なら適応指導教室に行ったらどうですか?」となり行くことになりました。

 

適応指導教室に行ってる時も、その教育相談に通わなくちゃいけなくて、毎回「このまま学校に行かないわけにはいかないですよね」と学校に行くことを強要されにわざわざ行って嫌だから、次回の予定を聞かれても「わからないから、わかったら連絡します」と濁してたら、電話が鬼のようにかかってくるし、無視してたら留守電にも鬼のように入ってるし、それも無視してたら適応指導教室に行った時に先生から「相談に行ってください」と言われたり、ほんとに嫌だった。

 

うちは適応指導教室でいいと思ってるのになんでそんな学校に行くことを強要されなきゃいけないの?って。

口では言えないから手紙に「もう相談することはないので行きません」みたいなことを書いて他の人に渡してやっと終わりました。