JDEC(日本フリースクール大会)に参加しました。 | 不登校の子どもの権利宣言を広めるネットワーク

不登校の子どもの権利宣言を広めるネットワーク

「不登校の子どもの権利宣言」を広めるネットワークは
10~20代のメンバーが中心となって活動しています。
お知らせ、子どもの権利関係の記事などを更新していきます。
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メール: futoko-kenri#shure.or.jp
(#を@に変えてお送りください。)

「JDEC」に参加した報告をさせていただきます
フリースクールのスタッフの方、親御さんやOG・OBの方、
学生さん、スタッフ養成研修に参加されていた方、多くの方が参加していました。
みなさんと意見交換しながら学んでいく、貴重な時間となりました。

ネットワークのメンバーの私たちも、シンポジウム、
子どもが語る「いじめ」でお話させていただきました。

今苦しい思いをしている人へのメッセージは、
自分を守るために学校を休んでほしい
自分を傷つけてまで学校に行かないでほしい ということ。

また、親や周りの理解があって初めて安心して休めるんだという話もありました。

いじめ、体罰についての報道がずっと続いていますが、
この報道がなくなっても、苦しい思いをしてる人がいることは忘れないでいてほしいです。


JDECの特別講演では教育学者、大田尭さんのお話をお聞きすることができました。

いのちとは「ちがうこと」。
「ひとりひとりちがっていい」ではなく「ちがう」のだ、という言葉は、
シンプルだけどとても印象に残りました


このネットワークを立ち上げたのは、2年前のJDECでした。

一歩一歩、少しずつの歩みではありますが、
みなさんの応援とご協力もあり、続けてくることができました。

権利宣言をつくった2009年から変わらないメッセージが、権利宣言に込められています。

学校以外の学び、育ちの選択肢を知ってほしい
子どもの権利のこと、子どもや親の人に知ってほしい
子どもとおとなが一緒に考え、支えあう社会になってほしい

不登校や自分の生き方に悩んだり苦しんだりしている人が、
一人でも多く、自身を持って生きられる世の中になってほしいです。

権利宣言を広めるネットワークでは、みなさんとつながりを持ちながら、
メッセージを発信していきたいと思います。

みなさんからも権利宣言を広めていただけたら嬉しいです。

権利宣言を読んだ人が、

つらい思いをしている子どもに「休んでいいんだよ」と声をかけたり、
安心して休める環境をつくったり、
いろいろな形の学び、育ちの場が増えていったり、
それを知り理解する人も増えていったり、

この権利宣言がそういった様々な「きっかけ」に、なったらいいなと思います。


これからもちょっとずつではありますが、
活動を続けていきますので、応援よろしくお願いいたします。

不登校の子どもの権利宣言を広めるネットワーク 代表