暑いので少し寒くなる話でも・・・
もらいものの人形
もう50年前になるだろうか・・・
私が小学生の頃にあった話です。
学校から帰宅すると居間に『キューピーちゃん』の人形が置いてあった。
裸ではなく手編みのセーターを着ていた。。。
母親に聞くと、駅前のスーパーで知らない人が『可愛い人形もらってほしい』と突然渡されたって言ってました。
知らない人だし捨てようと思いつつ、可愛いので捨てれず一旦持って帰ってきたと。
私は人形って好きじゃないので何か嫌な感じがしましたが。
夜中にトイレに行った時の事・・・
あれ?? 居間ではなくて玄関前に人形が置いてある。
まぁいいや。
とそのままにして用を足したあと自分の部屋に戻る。
朝起きたらいつもの場所に居た。
母親が戻したんだなと思って気にもしてなかった。
何日かしてまた同じように夜中に玄関前に移動しているのを見た。
何とも思わずトイレに行き用を足して出てきたら、今度はトイレ前に移動していた!
夜中だし家族は誰も起きてない。。。 怖いなと思いながら元の場所へ移動させようと人形を持ったら、目が動いた???ように感じた。
鳥肌が立ったけどとりあえず元も場所へ戻した。
その翌日・・・
兄貴が骨折。
その数日後父親が車の事故に遭う。
母親も自転車で転倒し大怪我。
私も高熱が出てダウンしてしまう事に・・・
そしてまた父親が事故に遭う。。。
こんなに続くの?って言うぐらい災難が続きました。
霊感が強い母親で、やはり何かを感じていたようで近所の霊媒師??のおばちゃんにも見てもらってました。
おばちゃん人形を見るなり『まぁーこの子、悪い子ね!』と言い放ってました。 それ覚えてます。
『この人形は生きてる。この子が災いを起こしているので直ぐに処分しなあかん!』と。
その後、母親がどう処分したのかは聞いてませんが、家からその人形は居なくなりました。。。
夜中歩いてたのか?? 目が動いたのか??その答えは出てません。
誰かの人形を人から貰ったら、情が乗り移っているから良くないと思いましたし母親も生前それ言ってたな・・・
その人形は元々の家に帰りたかったのかもしれません。。。。
家族が災いにあった恐ろしい話でした。
家にある人形を供養してくれる神社があります。
和歌山の加太に人形供養で有名な淡島神社。
境内には2000体以上の人形がビッシリと並べてあります。
境内を歩いていると凄い見られている感があります。
怖い怖い!
でもね。一度行ってみてください。
加太の大波止の近くです。
人形はちゃんと供養したほうが良いですね・・・
くわばらくわばら。
人形の髪が伸びる?!和歌山の不思議なパワースポット「淡島神社」 | icotto(イコット)