ペナンに来て8ヶ月念願のシラットに入門することができました。

 

ペナンに来る前から道場があることは知っており、1月にはコンタクトをとったところ、月曜から金曜の17:00から指導してくれるということを教えてもらいましたが、会社から帰れるのが、いつも10:00くらいだったのでほとんど諦めていました。

 

最近、武道や格闘技で頑張る知り合いの姿を見て、もう一度オーナーのザイナルさんに問い合わせたところ、個人レッスンになるが土日の17:00以降なら教えてくれるとのことで、本日行ってきました。
まずは基本の動きを教えてもらいました

 

■Silat Tari

 □礼式

  合掌→お腹の上に両腕を平行前後に揃え→

  右手を上に上げ→両手を左右に開く。

 □基本の移動と突き 

  ①歩法は基本的には三戦や前屈立ちの歩法と一緒で

   後ろ足を前足に寄せて移動。

  ②まずは一番目に習うのは一般的に言う逆突きのような

   掌底打ちとなります。但し打ちと言ってもゆっくりと

   柔らかく、動き続けることが重要等おっしゃってました。

   平安初段(松涛館)の臨闘型にそっくりです。

  ③二番目は、①の逆掌底打ち?の後、内受けして

   再度逆掌底打ちをするもの。これもゆっくりと動き

   続けること。

   これも、半月の臨闘型と一緒です

  ④三番目は①のあと前手で頭部をガードし、貫手を
   地面に刺す動き。

  ⑤四番目に①の後に後ろ足を膝蹴りのように上げ、

   逆の手を上に上げてバランスを取る。

  

  とにかく臨闘型ににているのが第一印象。

  また、空手のように極めるのではなく、ゆっくりと動き

  続けることを頻繁に指摘されました

  

■Kuntau Silat

 シラットタリが基本だとすると、実践的な動きがこちらです。

 ①右ガード/左手刀打ち→左ガード/右手手刀打ちを五回

  →スクエアステップ?前方に左逆掌底→スイッチステッ

   プで右逆掌底→スイッチステップで後方に左逆掌底→

  スイッチステップで右逆掌底→その反対の動き

  →これは四方向のスイッチステップの動きを学ぶもの

   のような気がします。

 ②右順突き→左手刀突き→左順突き→右手刀突き

  上記の繰り返し。

  突きと擦り合わせるように手刀突きを出すのがポイント

 ③右順突き→左手刀突き→右裏拳→左順突き→右手刀突き

  →左裏拳 の繰り返し。

 

 ②及び③の動きが非常に難しい。拳と手刀をこすり合わせる

 動きは空手では出てこないですね。

 

これらの動きをビデオに撮ってこの日は終了。

 

このあとは、コーヒーをごちそうになりながら先生と会話。

私がやっている空手と非常に似ているという話をすると、初めてなのによくできていたと褒めてくれました。

また先生は生徒が作ってくれた自作のサイも持っており、今度売ってくれることになりました。まさかシラットでサイを手に入れられる(かも)とは!

ホントは他の生徒もいる時間帯に一緒にやりたいところですが

贅沢は言えないですね、マンツーマンのほうが上達には良いかもしれませんし。

 

今度どこかで動画もアップします。