♪♪♪春は名のみの~季節は進んでいるのですね。
朝一番でスレッドを見たらムラサキナバナの投稿があり、愛犬と土手を散歩していた頃を思い出して懐かしく思わず上のフレーズが思いだされました。よくこの季節には口ずさみながら歩いたものです。まだ本格的に暖かい春本番とは言えないものの密かに春がきているよ。という意味だと思っていました。
小学校で習ったこの早春賦という歌。今かみしめてみれば、随分、[こじらせ]な歌詞だな、とおもうのです。小学生だった頃にはその意味を深く考えもせず、素敵なフレーズだなと思い、卒業シーズンの定番となっていたのが思い出されます。
でも,今よくその詩をかみしめてみたら、すごく否定的な言葉が連なり恨めしささえ抱えている大人な歌詞に思えます。今だからこそ分かるその意味です。
つまり、暦の上では立春といい春だというものの、まだまだ春は名のみで、鶯も声を出さずに鳴くのを控えた。
と、3番の歌詞に至っては、春と聞かなければこの寒さも苦にならないのに春と聞いてしまったからこの寒さをどうやって忍べばいいのか。深読みすると恋心を詠んだ歌にもおもえます。
そのような歌詞小学生には分かるはずもなく。
とは言え、そのままの意味でも素晴らしい歌詞ではあるのです。特に北国の人にはどれほど春が待ち遠しいのかという意味で否定の否定は真なり。
ともかく、入院中の私には季節の移ろいを感じさせられた投稿だったのです。
今どきは、ストレートな言い方でないと、なかなか響きませんね。
卒業(園)式、 入学(園)式 などのお供に生花のようなプリザーブドフラワーのコサージュ