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グッときたテレビ番組、オッと思った新聞記事

普段は、ぼーっと見ているテレビ番組だが、たまにグッとくる番組がある。
そんな瞬間を記録していく。
たまに、オッと思った新聞記事も取り上げる。

 12月17日21時からのNHKEテレ「星野源のおんがくこうろん」を見た。

 今年、シーズン1として、すでに4回、放送(「J・ディラ」「ジョージ・ガーシュウィン」「アリーウィリス」「中村八大」)。シーズン2も「レイ・ハカラミ」、「ミッシー・エリオット」は放送済みだ。すごくぶっ飛んでる感じのする人選。知らない人もいるので、公式ページから、各アーティストの横顔を探るとーー。


▽第1回のテーマはビートの求道者J・ディラ▽ヒップホップの伝説的プロデューサーの音楽と人生に迫る!

▽第2回のテーマは作曲家ジョージ・ガーシュウィン▽アメリカ音楽を追求した天才作曲家の音楽と人生に迫ります!

▽第3回のテーマはアリー・ウィリス▽セプテンバーなど数多くの名曲を世に送り出した女性ソングライターの音楽と人生に迫る!

▽第4回のテーマは中村八大▽天才ジャズピアニストでありながら「上を向いて歩こう」など数多くの名曲を世に送り出した作曲家の音楽と人生に迫る!シーズン2の初回は「限られた機材で無限の音を作り出した音楽家 レイ・ハラカミ」です!生前親交のあったシンガーソングライター矢野顕子やくるりの岸田繁が、唯一無二と称される「ハラカミサウンド」の魅力や知られざるエピソードを語ります。さらにレイ・ハラカミが生涯使用していた機材「ハチプロ」から生み出される音作りにフォーカスする。

第6回は「音楽業界の常識を覆したラッパー ミッシー・エリオット」。アメリカ南部バージニア州出身のミッシーはラッパー、ソングライター、プロデューサーなど、非凡な才能とキャラクターで音楽業界の第一線を走り続けてきました。これまでのキャリアでグラミー賞を5度受賞するほか、女性アーティストとして自らの生き方を積極的に発信し、世界中で多くのフォロワーを獲得してきました。

 そして、今回がジョン・ケージ。

第7回は「音楽の概念を問い直し続けた芸術家 ジョン・ケージ」。

ケージは、アメリカ・ロサンゼルスで生まれ、20世紀半ばから後半にかけて活動した現代音楽の作曲家です。自らの音楽を“実験音楽”と呼び、演奏者がいっさい音を出さない無音の曲「4分33秒」をはじめ、生涯にわたって“音楽とは何か”を問い直す前衛的な作品を作り続けました。『ジョン・ケージはどんな思いで実験音楽を生み出し続けたのか』――その人生と哲学を紐解く中で、星野源さんとの意外な共通点も明らかになります!さらに、スタジオでケージ最大の問題作「4分33秒」を実演!観る人すべてに“音楽とは何か”という問いを突きつける、「おんがくこうろん」ならではの演奏パフォーマンスを是非お楽しみください!


 ニュースでお馴染みの林田理沙アナウンサーが、星野源の相方。東京藝術大学大学院で音楽の歴史を学び、専門はショパン研究という才媛。そうなんだ〜。何でアナウンサーになったのだろう?と関心は別の方向へ。


 「かいせついん」は、今回は白石美雪(音楽評論家・大学教授)と高橋アキ(ピアニスト)なのだが、なぜかパペットの姿で登場する。

 不思議な設定だ。大人が多いと子供が重〜い気分になるからだろうか。


 ミユかいせついん「ジョン・ケージは自分の生み出す音楽のことを実験音楽と呼んでいましてーー。実験というのは結果を予知できない行為というふうに定義していたんです。まあ、当時のアメリカで実験っていうと先進的なという意味がありました。ですからケージとしてはとても新しい概念の音楽を作ったということになります。でも、曲を発表するたびにこれは本当に音楽なのかというふうに大論争が巻き起こった大変な人生を送った人でもあります」

 アキかいせついん「私は1980年に知り合って、2曲ぐらい私のために作ってくださって。目の前で作るのを見てたりとかかもしました、彼のお家で。彼はいつもビッグスマイルとみんなが言ってたけど、いつもニコニコ笑っている人で、とても温かみのある、親しみのある人でした」


ーー作曲家を目指すケージだったが、ある日、先生から西洋音楽の基本となる和声のセンスがないことを指摘される。先生曰く「それは、音楽家にとって通り抜けられない壁にぶつかるようなものだ」。ここでケージが返した言葉が「それなら私は壁に頭を下げて打ち続けることに一生を捧げます」。

 ミユかいせついん「これはケージが23歳の時の出来事でした。作曲を習っていたのは、アーノルド・シェーンベルクという20世紀の前衛音楽の開祖というか、非常に偉大な大御所だったんですね」

「壁に頭を打ち続けるというこの言葉は伝統的な音楽理論との決別宣言と言ってもいい」。

 

♪ First Construction in Metal(1939)


ーー友人のダンサーからダンスの伴奏曲を頼まれたケージ。ダンスに合う打楽器の曲を作ろうとするも会場が狭く、使えるのは備え付けの小さなピアノだけでした。どう弾いても納得のいく音色が出ない。そこでケージは、間違っているのは私じゃなくてピアノだと判断した。私はピアノを変えてしまうことにした。この言葉通り、ケージはプリペアド、ピアノ(ピアノの弦にネジやゴムなどを挟み、打楽器的な音が出るように改造した楽器)と言われる新しい楽器を発明しました。


♪Amores(1943)


♪Credo in Us(1942)


星野源「…そういう偶然性みたいなものっていうのは、僕は必ず曲に入れるようにはしてて。自分が把握できるだけの音楽はつまらないって感覚があるので」


ミユかいせついん「わあ〜、ケージと一緒ですね」


ーーそして生まれたケージ最大の問題作「4分33秒」。譜面には音符が書かれていません。ケージはこの曲で音楽の概念を真正面から問い直しました。


♪4′33″(1952)


 放送番組で無音というのは事故のことが多いので、面白い体験だった。

 星野源「予想の何倍も面白かったんですけれど。すごい!すごいいろんな音聞こえましたね」


♪Organ2/ASLSP(1987)


ーー演奏時間は何と639年。



 MHKの教育番組も変わったな〜。万人に認められたものを教える、というのとは真逆。何でもありという、すごい番組だった。








 10月8日から、テレビ朝日系で始まったテレビアニメ「ブルーロック」が面白い(23時30分〜)。

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグE組最終戦で、日本がスペインを2-1で破り、決勝トーナメント進出を果たしたが、日本の対ドイツ戦や対スペイン戦で活躍した堂安律や三笘薫が、まさに「ブルーロック」で求められているストライカー像に近く、アニメと日本代表がオーバーラップしてきた。

 絶対的なストライカー不在が日本がW杯でベスト8入りさえできない理由として、アニメが、高校生の有力フォワード300人を集め、タイガーマスクの「虎の穴」(古い!)のような施設で生き残りの戦いをさせるというのがこのアニメのストーリー。ストライカーにはファア・ザ・チームの精神より自分で決めるという強い意志が必要という。堂安や三笘を見ていると、このアニメの主張が正しいように思われ、アニメのこれからの展開が楽しみになってきた。

 このアニメに気づいたのは、「ブルーロック」のスマホゲームのテレビCMに三笘が出演していることがきっかけだった。


 三笘とブルーロックの主人公・潔世一のイメージが重なる。


 ブルーロックの過去の番組はNetflixで一気見した。

 世界一のストライカーを生み出すための “ブルーロック(青い監獄)プロジェクトを進める謎の人物・絵心(えご)甚八の言葉は激しいが共感できる部分も多いので引用する。

 「日本人っていうのは役割を与えられ、それを全うするのが好きなヤツらだ。例えば日本が世界と渡り合える数少ないメジャースポーツであるベースボール。攻守が完全に分かれたイニング制であり、タックル等の体のぶつかり合いのないフィールド。明確にその役割を与えられているこのスポーツは日本人の特性に非常にマッチしています」

 「でも、サッカーは違う。その局面で攻守が一変する自由度の高いオープンフィールド。そして肉弾戦。このスポーツは与えられた役割を全うするだけでは勝てないように出来ている。故に必要なのは“独力”、お前一人の個の力だ」

 「今、日本人が世界に誇れるポジション。それはミッドフィルダーとサイドバックだ。フォア・ザ・チームで身を粉にし、ストライカーの一を100にするポジション。そしてこの献身性がなければ日本サッカーはここまで進化しなかったと言ってもいい。故に革命は起きない」

 「サッカーにおいて得点を奪うというのは相手の組織を破壊するということ。つまりストライカーとは破壊者であり、ゴールとは敵の秩序を破壊するピッチ上の革命だ」

 「決して役割という枠に収まるな!ゼロから1を生むために武器を持てストライカーよ!」

 野球では二刀流などと言って騒いでいるが、サッカーは、二刀流であり、三刀流でもあるのだろう。

 この漫画、きっと日本代表の考え方にも影響を与えているのだろう。



 11月15日のNHKおはよう日本」のニュース。「世界の人口きょう80億人突破へ」。 

 世界の人口は平均寿命の伸びや母子の死亡率の低下を背景に増加を続けていて、国連はきょう80億人を突破するとしています。

 来年にはインドが中国を上回り、世界で最も人口が多い国になるとみられるほか、今後2050年までに増える世界人口の半数以上は、アフリカのサハラ砂漠以南の国々になる見通しだとのことです。

 一方で日本を含む61の国や地域では出生率の低下などから2050年までに人口が1%以上減少すると予測されています。

UNFPA(国連人口基金)イアン・マクファーレン局長「人々が長生きし出産で命を落とす女性が減ったことをまずは祝うべきだ。一方で環境への影響など懸念する声もあがるだろう」

 人口が70億人に達したのは2010年でした。国連は2080年代に約104億人というピークをつけて、その後、人口が減少に転じる可能性があるとしています。

 人口の増加に伴っては、食糧不足や、環境への負荷、それに格差拡大といった世界的な課題への対処も必要で、各国が当事者意識を持って取り組む必要があります。