グッときたテレビ番組、オッと思った新聞記事

グッときたテレビ番組、オッと思った新聞記事

普段は、ぼーっと見ているテレビ番組だが、たまにグッとくる番組がある。
そんな瞬間を記録していく。
たまに、オッと思った新聞記事も取り上げる。

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「時代遅れのRock’n’Roll Band」がすごくよかった!

 桑田佳祐が、同学年の佐野元春、世良公則、Char、野口五郎の4人に呼びかけて急遽制作したのが「時代遅れのRock'n'Roll Band」。

 紅白では、大友康平、原由子、ハマ・オカモトも出演して歌われた。

 歌詞がいい。

 彼らの歌で、白組が勝ったと言っても過言でない。

https://youtu.be/xsEsyWA2ve8


この頃「平和」という文字が

朧げに霞んで見えるんだ

意味さえ虚ろに響く

世の中を嘆くその前に

知らないそぶりをする前に

素直に声を上げたらいい

旅路の果ては空遠く

まだ夢叶わずに

回り道を繰り返して

One Day Someday

いつの間にか

ドラマみたいに時代は変わったよ

目の前の出来事を

共に受け止めて

歌え Rock’n’Roll Band!!

我々が居なくなったって

この世の日常は何ひとつ

変わりはしないだろう

そんなちっぽけな者同士

お互いのイイとこ持ち寄って

明日に向かって

Twist and Shout, C’mon!!

…Shake It Up, Baby!!

子供の命を全力で

大人が守ること

それが自由という名の誇りさ

No More No War

悲しみの

黒い雲が地球を覆うけど

力の弱い者が

夢見ることさえ

拒むと言うのか?

One Day Someday

いつになれば

矛盾だらけの競争(レース)は終わるんだろう?

この世に大切な

ひとりひとりが居て

歌え Rock’n’Roll Band!!

闇を照らす

ダサい Rock’n’Roll Band!!

 フジテレビ夜10時のドラマ「silent」11話をビデオで一気に見た。主役の二人だけでなく、その兄弟、親、友人たちが皆、本当にいい人ばかりで、悪い人が一人もいない!心洗われるドラマだった。

 主題歌の詞もいい!

https://youtu.be/hhCb9tcd0jw


 今年見たドラマ中で、一番感動した。


 このドラマは、オフィシャルサイトによると、こんなあらすじだ。


 主人公の青羽紬(あおば・つむぎ/川口春奈)は8年前に、一生をかけて愛したいと思えた恋人との別れを経験し、新たな人生を歩もうと前を向いて生きている一人の女性。そんな紬と大切な人との出会いは高校2年の秋、たまたま朝礼で耳にしたある男子生徒の声に惹(ひ)かれたことがきっかけでした。壇上で作文を読む、佐倉想(さくら・そう/目黒蓮)に心を奪われた紬は、次第に彼が気になる存在になっていることに気づきます。3年生で同じクラスとなり、共通の友人を通してだんだんと距離が縮まっていった二人は付き合うことに。音楽好きというお互いの趣味で通じ合い、仲を深めていった二人でしたが、卒業後のある日、これからも一緒にいたいと思う紬に対し、想は突然、理由も言わずに別れを告げて姿を消してしまいます。それから8年という月日が流れ、新たな人生を歩み始めていた紬でしたが、ある日、偶然、雑踏の中に想の姿を見かけたことをきっかけに、再び彼の存在を意識するようになっていきます。もう一度、想に会ってちゃんと話をしたいと彼の姿を探し始めた紬でしたが、実は彼が徐々に耳が聞こえにくくなる若年発症型両側性感音難聴を患い、聴力をほとんど失っていたという思いがけない現実を知ることになって


 手話や、スマホによるやり取りが多いため、静かな会話なのだが、「伝えたい」という思いがすごく感じ取れた。一つひとつの言葉が大事にされ、一言も漏らさずに伝えよう、受けとめよう、というしぐさを見ていると、普段、声で会話している我々は、本当に伝えようと思って話し、理解しようと思って聞いているのだろうか?という疑問が湧いてきた。


 SNS全盛で、言葉がネット上に溢れているのに、意思疎通が十分ではないのでは?と感じることが多い。

 どれだけ伝わるかは、声、手話、スマホ画面で読むメッセージーーという手段の違いによる部分も大きいが、どれだけ伝えたいと思って話しているのか、どれだけ知りたいと思って聞いているのかが、一番大きいのではないかと感じさせるドラマだった。


 言葉を扱う仕事をずっとしてきただけに、コミュニケーションや言葉の本質を考えさせてくれた部分には、素敵なラブストーリーと同じくらい、グッときた。


 12月17日22時からの「ワルイコあつまれ」(34)〜稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾と学ぶ教育バラエティーを見た。

 この中のー「子ども記者会見」が面白かった。日本一熱いスポーツキャスター松岡修造が登場した。


 ワルイコ新聞はると記者「スポーツの試合などを応援している修造さんを見ていて第一印象は、諦めが悪そうな人だなって思うんですけれど、修造さんは諦めたりする時ありますか」

 松岡修造「僕はもともと、松岡あきらめる造だったんです。みなさんと同じくらいの頃ですよ。小学校、中学校の時に、相手が無茶苦茶強かったり、相手が僕より弱くても、負けそうになったら急にヘーって一生懸命やらない態度を取ったりしたわけ。諦めちゃってるわけ。逃げてたわけ。それである時、コーチによばれたの。『修造、このまま諦めちゃったら、あなたの人生終わるわよ』って言われたんです。そこからだったんです、変わって」

「僕がジュニアたちに言っていることがあって。諦めないっていうことを諦めるなって。

 オトナ新聞しんごちん「どうして人は諦めてしまうんですか」

 松岡修造「やはり、一度、大事な時に諦めちゃったら、習慣になるんです、これって。だから、どんなちっちゃなことでも、できる限り諦めないって力が身につけば、習慣になっていくんで、それをどんどんーー特にみなさんの年代っていうのは、大事にされた方がいいなと思います」

 ワルスポまさひと記者「いつでもポジティブな修造さんですが、本当にポジティブですか」

 松岡修造「僕は松岡ネガ造でございます。今でも99%近くネガティブな思いがやってくるんです。だから僕はジュニア合宿やっててもネガティブな人はすごく気持ちがわかるから、向いているんです、教えるの。やっぱりその声を聞いて、心の声を聞くと共にどのようにすればポジティブになるか方法を一緒に考えていきたい」

 ワルイコニュースあんじゅ記者「テニスプレーヤーとスポーツキャスターのどちらが好きですか」

 松岡修造「迷いゼロです。今ですね。なぜなら、僕の生きがいは、応援することなの」

 「僕…ウィンブルドンベスト8に入ったんです。これは周りから見るとすごいこと。僕にとっても記念ですよ。でも、東京オリンピックの日本代表選手団の応援団長をさせてもらった。この方が僕は嬉しい。応援するのが大好きなんです。思いを共有できるから。例えばジュニアと子供たちを指導していく中で、その子が変わっていくのよ。成長していくのよ。それを見るのが楽しい。例えばオリンピックで応援している選手と思いを共有できるわけ。応援してて自分も戦っている気持ちになれるのよ。誰が一番力もらっているかというと、僕がもらってるの。こんな楽しいものはないですね」

 ワル通信りょう記者」錦織選手と修造さんはどちらがすごいんですか」

 松岡修造「錦織選手と僕を比べちゃいけない。失礼すぎる!…くらい差あるのよ。僕が錦織選手を見たのは小学校5年の時です。合宿来たわけ。背が小さくてヒョローっとしていて力も全然ない中でプレーを見た。ラケット、パンと落としてしまった。僕の想像を超えてるの。ここからポンと急にドロップショットしちゃったり、ワンバンドするんだなと思ったらワンバンドで打ったり。全部教えてもらっちゃったのよ。師匠さんですわ。これは彼が持っている才能ですね」「でもね、僕が言いたいのは、スポーツであれば、いいな、この人、才能があってという人がいるじゃないですか。その人と比べないってことですね。比べたって仕方のないことだから。その人が持っていない自分の才能って何だ?繰り返しできる力だぞって、夢に向かう思いの力だぞって。いろんな才能があるんですよ」


 この記者会見は、教えてやるっていうのではなく、自然に気づかせてくれる言葉を引き出しているのがすごい。何かを始める動機って、松岡修造のような偽りのない本音の言葉だったりする。失敗談とか、後悔している話とか。


 Eテレ、すごいぞ!