【ネタバレあり】マンU対バルサ CLセミファイナル | 日本で活動中のサッカー監督のブログ

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バルセロナで修行してきましたが、2017年より日本で活動しております。

最近はバルサのふがいなさに腹が立ってしまって
しばらく試合をみてなかったのですが
同居人のカタラン人があまりにも家の中でうるさいので
後半だけ見てしまいました。
残念ではあるもののやはり順当にバルサは負けました。

リーガでの低迷とともにCLも落とした
ライカーはもうクビ決定ですね。

マンUのサッカーでびっくりしたのは韓国代表のパク・チソン
90分、全力でプレスをかけ続けて
味方がボールを奪ったものなら、
速やかにスペースでボールをもらおうとしたり
C・ロナウドのためにスペースをつくる動きをしたり
その献身的なプレーは影のMVPだと思いました。
イングランド代表のスコールズや
アルゼンチン代表のテベスが途中交替する中、
試合終了までピッチにたち続けたこと。
それがアレックス・ファーガソンの彼に対する
信頼を表しているように思えました。

前線の選手が全力でボールを追いかけるので
相手の中盤の選手が楽にボールを受けることができずその隙を
マンUの整然としたMFとDFの2ラインが衝いて、確実に攻撃の芽を
摘みました。攻撃についてもバルサは3トップのうちメッシのドリブルに
連動して動けているのはエトーだけで、その逆サイドの
イニエスタはサイドにはっているだけなのに対して
マンUはC・ロナウドのドリブルにテベス、パクチソンの二人が
連動してスペースに動いているため、バルサのDFはより
混乱していたように思います。

ロスタイムにプジョルがオーバーラップしたり
ビクトール・バルデスがゴール前に入ったり
一部の選手は心を打つようなプレーもありましたが
力一歩及ばずという感じでした。

来期はヘタフェの監督のラウドルップが有力で
モウリーニョの可能性は低い巷ではいわれてますが
どちらでもどんな練習をするのか興味のあるところです。