https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1682216

J1から地域Lまで全て経験…梅井大輝さん地元福井で再出発
第一線退きサッカースクール開校
2022年12月5日 午後5時00分

サッカーJ1の横浜F・マリノスなどに在籍したDF梅井大輝さん(33)
が9月に第一線を退き、地元福井でセカンドキャリアを歩んでいる。
現役時代、大けがの影響で一時はアマチュア選手となったが、
Jリーガーに返り咲くなど逆境を乗り越えてきた。
「自分の経験を福井の子どもたちに還元したい」と12月中に
サッカースクールを開校し再出発する。

 梅井さんは2008年に福井県立丸岡高校を卒業し、横浜Mに入団した。
県内出身9人目のJリーガー、さらにJ1の
強豪クラブとあって当時大きな話題となった。

 プロ3年目、大きな決断を迫られる。
期限付き移籍先のJ2ザスパ草津で右足のすねを複数回骨折し、
それが原因で腓骨神経まひを患う。右足先の感覚が鈍くなり、
日常生活にも支障が出る。医師から
「サッカーはもうできない」と宣告された。

 横浜M、草津との契約、移籍期間は満了した。だが諦めなかった。
J2、JFLと下部のクラブを渡り歩きながらリハビリに専念した。
「本当ならもっと動けるのに…」と葛藤の日々が続いた。
少し動けるようになった13年から、
北信越リーグ1部のサウルコス福井で活躍。
16年にはJ3福島ユナイテッドFCと契約し、再びJのピッチに戻った。
17~21年のJ3・SC相模原では主力で、初のJ2昇格に貢献した。

 復活を果たしたように見えたが、
実は左膝前十字靱帯を断裂していた。
手術せず満身創痍でプレーを続けていた。
今年、現役を全うする覚悟でベトナムへ渡った。
契約直前、メディカルチェックに通らなかった。
「やりきった。次のステージに移るタイミング」
とスパイクを脱ぎ、帰郷した。

 「地元に恩返しを」と、サッカースクールの開校は
数年前から考えていた。J1~3、JFL、地域リーグ
と国内全カテゴリーを経験した。「けがや逆境を乗り越える中、
メンタルの重要性も知った。自分とどう向き合い、
コントロールすべきか、実体験を基に伝えたい」。
メンタルトレーナーや心理カウンセラーなどの資格も取得した。
褒めて伸ばす指導を心掛け、思考力、
判断力、自信などを向上させたいという。

 ワールドカップ(W杯)でサッカー熱も盛り上がっている。
「Jリーグや日本代表を夢見る子どもたちを後押ししたい」
と意気込んでいる。小学生対象のスクール(有料)は
12月6日に開校。会場は福井市の啓新高校で、
6、7、13、14日には無料体験会も行う。



https://www.chunichi.co.jp/article/593840

元Jリーガー梅井さん 刺激受ける 福井で6日スクール開校 
2022年12月3日 05時07分 (12月3日 11時56分更新)
失敗恐れぬ選手育てる 

日本代表の活躍にスクール開校への思いを新たにし
「子どもたちにメンタルの強さを伝えたい」と話す梅井さん
=2日、福井市の日刊県民福井で

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で二日、
スペインに逆転勝ちし一次リーグ首位通過を決めた日本代表に、
新たな夢を抱く元Jリーガーが刺激を受けた。
七月に現役引退した梅井大輝さん(33)=福井市=は
「メンタルの勝利。失うもののない強さ、
ベンチワークの大切さを改めて感じた」と祝福。
今月六日には同市内でサッカースクールを開校する予定で
「自分と向き合う力を持ち、失敗を恐れない選手を育てたい」
と決意を新たにした。 (藤共生)

 梅井さんはスペイン戦で日本ベンチに注目した。
「弱いチームはベンチとの温度差がある。
ゴールを決めてベンチの選手と抱き合うのは、
全てのチームであるわけではない」。
特に最年長出場の長友佑都選手を
「あれだけのベテランが仲間を鼓舞し、
素直に喜ぶと、格上に勝つ可能性は格段に上がる」とたたえた。

 コスタリカ戦の敗戦があればこその金星再現だともいう。
「失うものはないという姿勢は、格上のスペイン
からしたら本当にやりづらかったはず。
今の日本代表は技術だけで選ばれたわけではなく、
メンタル面でも日本代表だった」と称賛した。

 自身は丸岡高卒業後、J1から地域リーグまで
あらゆるカテゴリーでプレーした。
二十歳で右足すねをらせん骨折し、
三十歳で左膝の前十字靱帯(じんたい)を断裂。
靱帯は回復手術を受けず、周囲の警告を
振り切ってプレーを続けた。痛みや後遺症に
悩まされながらの「苦いサッカー人生だった」。
だからこそ「同じ思いを福井の子にしてほしくない。
自分が教えてほしかったことを伝えたい」
と小学生向けのスクール開校を思い立った。

 今年七月にキャリア最後の挑戦として、
ベトナムリーグでのプレーを志した。
入団テストには合格したが、
医師にひざのけがを懸念され、
契約は破談に。九月に福井へ帰ってきた。
スクール名は「マスターピース(最高傑作)サッカースクール」。
「自分のポテンシャルを最高に出してほしい」
という願いには、自身の挫折や苦難がにじむ。

 プロを身近に知ってもらおうと、
スクールには元Jリーガーや現役選手を招く予定。
学生時代にけがをし、補欠からはい上がった
長友選手の強さを例に「壁にぶつかったとき、
環境や指導者のせいにするのでなく、
自分の内側に矢印を向ける、自分に向き合う力が大切。
それを伝えるのが福井への恩返しだと思っている」と夢を語った。

 スクールは週二回、福井市の啓新高校で行う。
詳しくは公式インスタグラム=QRコード=から。
(問)梅井さん=070(8906)9711



引用、以上


サッカー選手中心の生活から足を洗った梅井選手だが
2023年は、同じ福井県の坂井フェニックスSCで
アマチュア契約としてプレーが決定。

膝が痛い、前十字切れっぱなし、半月板も軟骨も傷だらけで
それでも戦う姿を息子に見せれたらと思い、復帰を決意。
必要としてくれたのが坂井フェニックスだった
と(要約ではあるが)自身のTwitterアカウントで語っている。




4月12日(水) 閲覧数:542PV 訪問者数:329人