2019年2月11日(月)山陽新聞朝刊 文字起こし

 サッカー男子の岡山県高校新人大会最終日は、10日岡山市のシティライトスタジアムであり、
決勝は作陽が初優勝を狙う就実をPK戦の末に振り切り、2年連続19度目の頂点に立った。

 作陽は後半29分、DF岸本のFKをMF川上が合わせて先制したが、終了間際に連携ミスで
追いつかれた。延長戦でも決勝がつかず、1-1のまま突入したPK戦で
先蹴りの就実は1人目が失敗したのに対し、作陽は全員が成功し、5-4で競り勝った。

 3位決定戦は学芸館が古城池に3-1で逆転勝ちした。
上位3校は中国新人大会(3月16日~18日、広島市ほか)に出場する


詰めの甘さも「伸びしろ」魅力

 苦しみながらも県王座は渡さなかった。PK戦の末、2連覇を達成した作陽。
「勝たなければいけない立場で、きちんと勝利できた点は良かった」。
酒井監督はイレブンに及第点を与えた。

 初の決勝に意気上がる就実の縦に速い攻撃を警戒し、序盤こそ後ろ重心だったものの、
徐々に本領を発揮した。後方から丁寧にパスをつなぎ、サイド、中央と切り崩して
圧力をかけると、後半29分はFKからMF川上陽星(8番)の技ありボレーで先制。
1-1からのPK戦はキッカー全員が冷静に決め、GK沖本翔の好きセーブもあって難敵を退けた。

 旧チームのレギュラーは1人もおらず、能力や経験面を不安視する声もあったという。
「弱いと思われている。だから、結果で示さなければいけなかった」と沖本は明かす。
終了間際の失点など詰めの甘さは残るが、指揮官も期待する「伸びしろ」は魅力だ。

 例年以上に混戦模様の県内タイトル争い。主将でもある川上は「もっと一人一人がレベルアップする
必要がある」と、薄水の勝利に気を引き締めた。(長瀬)


決勝 作陽 1-1(0-0,1-1,0-0,0-0)PK4-5 就実 (作)川上(就)福田
3位決定戦 学芸館 3-1(0-1,1-0,1-0,1-0) 古城池 (学)須賀、法花2(古)今井


【2月9日-準決勝-】

岡山学芸館 1-3 就実
倉敷古城池 0-4 作陽

【2月3日-準々決勝-】

岡山学芸館 2-1 水島工
倉敷翠松 2-3 就実
倉敷古城池 5-0 笠岡
岡山芳泉 0-1 作陽

【2月2日-ベスト8決定戦-】

岡山学芸館 2-0 玉野
水島工 3-3(PK4-2) 玉野光南
倉敷翠松 1-1(PK5-3) 創志学園
津山工 0-4 就実
倉敷古城池 1-0 明誠学院
笠岡 3-1 興陽
岡山芳泉 2-0 総社南
岡山工 0-4 作陽



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