私の趣味はサッカーと漫画です。
ここ数年で一番のヒットサッカー漫画はジャイキリですが、最近は「サポルト」という漫画が少し気になっていました。
作者はヴェルディのサポみたいですし、Twitterで自分のイラストに各チームサポで絵心のある人は塗っていいよ。企画みたいな事をやったりしてました。↓
作者曰く、あまり本の売行きが良くないので3巻で終了との事です。
私の感想は…
と…
その前にストーリーを簡単に説明します。
主人公は女子高生。
自分の住む街には誇れるものがなく、街が嫌い。
そんな中、クラスメートのヤンキー系の子が放課後にヤンチャな連中と何処かへ行っています。
実はその子は地元サッカークラブのサポで、ゴール裏で一生懸命応援していました。
主人公はその子の影響でサッカーにハマり、ゴール裏で応援するようになる。
嫌いな街に誇れるものが出来た!
という話です。
自称ジュビサポの私としては、まあまあ面白いと思います。
ただし、漫画に共感して熱くなる程ではないかな?という感じです。
理由その1
主人公が女子高生なので私と重ね合わせて見る事が出来ません。
その点、ジャイキリの田沼さんなんかはバッチリ私と重ね合わせて見る事が出来ます。
でもオッさんを主人公にしても面白くないし、売れないので仕方がありませんね。
10代〜20代のサポの人なら感動出来るかな?
理由その2
主人公の親が、スタジアムばかり行って勉強をおろそかにしている娘を見て心配します。結果的に親をスタジアムに連れて行き生で見るサッカーの良さを感じてもらい、理解するのですが…
私はその親世代なので、なんかピーン!と来るもんがありません。
でもオッさんが主人公ではなく、女子高生が主人公なので仕方がありません。
理由その3
これもサポーター目線で描かれているので仕方がないのですが、応援しているクラブはそんなに熱くなる程のものなのか。。
作品の中では解りにくいです。
あまり選手サイドの話をやると普通のサッカー漫画になってしまうので難しいのですが、負けても応援し続ける主人公に対して他の強いクラブを応援しても良いんじゃない?と感じてしまいます。ジュビロと漫画のクラブを重ね合わせる事が出来ませんでした。
やや批判めいた事を言いましたが、サポーターが主人公の漫画はありませんし、その気持ち解る!
と思える描写もあります。
作者も10巻くらいあれば色々とやりたい事を描けたと思います。
そもそもサポーター目線の漫画だと、買う人の幅が狭まって長期連載は厳しかったかもしれません。
そんなジャンルに挑んでくれた事は素晴らしいと思いました。