生きて妻のもとへ帰る | 霧島つれづれ

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鹿児島県霧島市の山奥で田舎暮らし。日々の暮らしや景色をつぶやきます。

  先月読んだ出光佐三をモデルにした「海賊とよばれた男 上・下」が面白かっ
たので作者の過去の作品を読んでいます。
 
 
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  帯に書かれた文を紹介します。少し長いけど、、、
と、思いましたが結局ウィキのストーリーから引用します。
 
 
戦闘機搭乗員としてラバウル航空隊で一緒だったという男は、久蔵について「海軍航空隊一の臆病者」「何よりも命を惜しむ男だった」と姉弟に蔑みの言葉をぶつけた。健太郎は元戦友から初めて聞く祖父の話に困惑し、調査を続ける気を無くしていたが、母から健太郎と同じ26歳で亡くなった父・久蔵がどんな青年だったのか知りたいと改めて頼まれ、更に手がかりとなる海軍従軍者たちを訪ね歩く。だが、生前の久蔵を知る者達の語ることはそれぞれに全く違っており、調べるほどにその人物像は謎に包まれていた。戸惑いつつも二人は、国のために命を捧げるのが当然だったと言われる戦時下の日本と、そこに生きた人々の真実を知っていく。
凄腕のゼロ戦乗りで、卑怯者と誹られても、「娘に会うまでは死なない」と松乃との約束を守り続けていた久蔵は、なぜ特攻に志願したのか? 終戦60年目の夏に、長きにわたって封印されていたその壮絶な生涯と驚愕の事実が明らかになる。
 
 
  まだ読みかけで、どんな展開になるのか、どんでん返しが待ってるのか分か
りませんが既に号泣してしまう箇所がありました。最近は特に涙腺がもろくなり
 
人前では本は読めないと感じております。
 
 
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戦後生まれで当然戦争を知らない世代です。生前親父に戦争の話を聞こうと
しましたが、はぐらかされて詳しくは話してくれませんでした。
 
とても話せない経験をしたんだろうと思います。戦争と言う異常事態での
毎日。私達には伺い知ることが出来ない日常であったことだろうとは
 
察していますが・・・  学校でもこの時代のことは誰も教えてくれませんでした。
「生きて妻のもとへ帰る」 〇戦パイロットの生きざまを読みます。
 
今冬映画も封切られるそうですが、まず原作を楽しみます。