命もいらず 名もいらず | 霧島つれづれ

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鹿児島県霧島市の山奥で田舎暮らし。日々の暮らしや景色をつぶやきます。

  今日9月24日は西郷隆盛の命日。
 
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  明治維新の立役者であった隆盛(鹿児島ではセゴドン又はセゴサーと呼ぶ)は、
西南戦争最後の戦い城山で自刃した。
 
  薩摩藩には郷中(ごじゅう)教育と言う6歳以上の藩士の子弟たちが集まって、
学問や武術の鍛錬をする制度があった。元服の前と後で「稚児(ちご)」と「二才(に
 
せ)」に分かれ、25才位で結婚し「長老(おせんし)」として卒業する。
  年長者は年少者を指導すること、年少者は年長者を尊敬すること、負けるな、
 
うそをつくな、弱い者をいじめるな、ということなどを、人として生きていくために最も
必要なこと「薩摩の訓え」として教えました。
 
  武術は薬丸自顕流が一般的であった。稽古法はきわめて単純、立木をひたすら
に打つ。立ち合いの特徴は先手必勝、最初の一太刀(一の太刀)で全てを決する。
 
それを外されたら死ぬまでだという潔さが彼らの誇りでもあった。守りを教えずただ
ただ攻撃のみ。肉を切らせて骨を切るという武術だったようです。こんな薩摩武士に
 
対する相手は、相当怖かったと思います。 
この戦法がまだ他のスポーツにも残っているように感じます。例えばサッカー!
 
ただ走りに走り、相手の疲れを誘いゴールを目指す。一人一人の技術は大したこと
は無いけどチーム力でもって戦う。
 
 
      敬 天 愛 人
 
      人を相手にせず 天を相手にせよ
      天を相手にして 己を尽くし
      人をとがめず  わが誠の足らざるを尋ぬべし 
 
 
   9月24日  我が郷土の偉人 せごさーを忍ぶ日!