飯塚山笠:「絆乗せ、町を元気に」 来夏参加目指し、「二瀬流」が初の全体会 /福岡

 ◇120人が参加

 来夏の飯塚山笠参加を目指す「二瀬流」の第1回全体会が4日夜、二瀬公民館(飯塚市川津)であり、市民ら約120人が参加した。実行委員会が市民に呼びかけて集会を開催するのは初めてで、これまでの経緯や設立の趣旨を説明した。【伊藤奈々恵】
 発起人を代表して小幡満明・二瀬中校長が「山笠を二瀬が誇れるものにしたい。大人が頑張る姿は子どもにも伝わる。協力をお願いします」とあいさつ。実行委は設立趣意書について「元気な町にするため二瀬流を設立する運びとなった。皆さんの汗、思いやりの心、そして絆(きずな)を乗せて走ります」などと紹介し、手ぬぐいやのぼり旗、法被などのデザイン案を発表した。
 実行委によると、初年度は1000万円が必要になる見込み。市からの助成金や企業・商店などからの協賛金、参加者からの会費などで賄う予定という。
 出席者は「市民への周知はどうするのか」などと質問。実行委はポスターを作成中で、企業や商店などに張り出し、協賛金集めも始める予定。
 会場は熱気に包まれ、最後は「ヨーイサノ」のかけ声とともに、参加者全員で打ち込みの手を鳴らした。
〔毎日新聞 2010年11月6日 筑豊版〕
 
 
 
今日の毎日新聞に記事が掲載されました。
新聞には写真も載ってます。
 
毎日新聞様、ありがとうございました。