飯塚山笠に「二瀬流」が参加へ
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20101026-345856-1-N.jpg
二瀬地区で1950年代に行われていた山笠(二瀬公民館提供)
飯塚市の飯塚山笠(7月1~15日)に、同市二瀬地区の住民らが「二瀬流(ながれ)」として参加することが決まった。来年からの出場を目指し、かき手や寄付金を集める。新たな流の参加は1990年の菰田流以来で、飯塚山笠は五つの流で行われることになる。
二瀬地区では50年代の一時期、飯塚山笠とは別に、地元の青年団らが山笠を行っていたが、炭鉱産業の斜陽化で途絶えた。以降、地域全体が盛り上がるような行事がなかったことから、住民有志が2月、「山笠で地域のきずなを取り戻そう」と二瀬流設立準備委員会を設立。東、西、新、菰田の各流でつくる飯塚山笠振興会と協議を重ねるなどし、準備を進めてきた。
25日夜にはイイヅカコミュニティセンターで振興会の総会が開かれ、二瀬流の参加が全会一致で承認された。今後は準備委を実行委に改組し、かき手や、山笠の製作などに充てる寄付金を募る。かき手は400人、寄付金は1000万円が目標という。
振興会の飯田勝司顧問(66)は「山笠の活性化につながり、喜ばしいこと。他の4流に追い付き、追い越す力を見せてほしい」と歓迎。準備委発起人の一人で、二瀬中校長の小幡満明さん(59)は「現時点で100人以上のかき手は確保できる。校区内にある九州工業大の学生にも声をかけ、来年夏にデビューしたい」と話している。
(2010年10月27日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20101026-OYT8T01221.htm
今日の読売新聞に記事が掲載されました。
ありがとうございました。
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