シェーナ!
日本時間は過ぎてしまいましたが、今日5月17日はアイダホの日です!
(まだスウェーデンは17日なんです!)
と言っても、アメリカのアイダホ州の話でも、そこで採れるアイダホポテトの話でもありません。
こっから数行だけ、小難しい話になるけど、読んでね!
アイダホの日は、
IDAHOと書くのですが、ある頭文字を取ったもの。
International Day Against Homophobia, Transphobia and Biphobia,
が正式名称で、日本語で言うと
国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日
です。
フォビアというのは、嫌悪と〇〇恐怖症という意味に使われるのですが、
つまり、同性愛やトランスジェンダー、バイセクシュアルに対する嫌悪に反対する、国際的な記念日となっています。
1990年5月17日は、WHO(世界保健機構)が同性愛を精神疾患のリストから外した日なので、
それに合わせ、このような日が制定されています。
『いや、同性愛病気って、なんじゃそれ!』
って言える様になってほんとよかた。。。😭
(昔、広辞苑んで『同性愛』を調べたら、『異常性欲』って出てきて、自分は異常なのかと凹んだことを思い出した…遠い目)
もともとはホモフォビア(同性愛嫌悪)に反対する日として制定されていましたが、
後にLGBTQのコミュニティが連帯することで、トランスジェンダーや、バイセクシュアルに対する嫌悪に対してもNOを突きつける日となりました。
(なので最近ではIDAHOTとかIDAHOTBとかいろんな呼称もある様です)
そして、ただ反対するだけでもなく、いろんな性があるこということに対して、YESを言う日でもあります。
それはLGBTQだけでなく、異性愛者の女性や男性も含まれていると思います。
LGBTQという言葉が認知されてまだ久しい世の中ですが、
ま、男らしさや女らしさを突き詰めたい方はそのまま突き詰めていただけばいいと思うのですが、
でも、それを他人には押し付けず、
より、多くの方が、自分らしさを見つけて、ラクに生きていける世界になればいいなと、
心より願っています。
LGBTQの権利とかについて話すと、マイノリティを助けるようなイメージがある方も多いかと思いますが、
突き詰めていくと、結局はジェンダー(社会的性差)の平等の話であり、
LGBTQの中にいない、それ以外の人にも全て繋がっていく話。
誰かを助けるどころか、自分も楽になる社会にしていこう、って話なんすよ!!
「なんか、最近生き辛い世の中…」
なんて思ってる方!
ジェンダーロールとか世の中の当たり前の押し付けで、そう思ってるだけかもしれません。
LGBTQとかって自分には関係ないと思っていても、
そういった話を聞いてみると、
実は自分にも繋がる話、っていうのはよく聞く話。
すぐには理解できなくても、楽になることあるかもしれませんよ!
あなたはあなたらしく生きていいんだしね!
ということで、今日はそれを改めて確認する日だった、アイダホの日でした!