顔なき人切符を受け取る人キヨスクの売り子街行く人々それは他の誰でもいいどうせ誰も気づかない互いに用件を適えあうだけ紙幣が物が見えればいい人の顔に顔はあるが互いの記憶に残らぬ顔なき人に違いない不毛に流れ続ける時の中何にもかからず消えてゆく鳥や風の真似事をする種を摘んで蒔いてゆく景色の作者も名前はいらない