キラキラキラキラアメブロと私の思い出は...キラキラキラキラ

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アメブロさん15周年なんですね。
おめでとうございます。




私よりお姉さんだったとは。←は?

謎に中学生ぶってみました。




どうもこんばんは、まる子です。

アメブロと私の思い出ですか…

そりゃあもう数え切れないほどありますよ。

えーと、えーと、、、

(ないんかい!)
(いやいや)
(こんもりこんもり)

   




私がブログを始めた理由は
何度か書いているのですが
結婚当初の私は
夫婦ふたり暮らしに不安を持っていました。





子どものいる友人たちの人生は
末広がりにひろがっていく感じがするのに





子どものいない私の人生は
平行に真っ直ぐどころか
すぼまっていく感じがありました。





仕事を辞め家にひとりでいたことも
その不安な気持ちに
拍車をかけたような気がします。    





ベランダから夕日が差し込むと
なんとも物悲しい気持ちになりました。





でもその時ふと思ったのです。





たぶんこの世界にあと3人
この夕日を見ながら私と同じような気持ちになっている人がいるはずだと。





私はその3人に向けて
手紙を書くことにしました。
ブログという便箋にのせて。





それからしばらく経ちました。

3人が30人となり
30人が300人となり
私の声はたくさんの人へ届けることができるようになりました。まる子さんのブログが好きですとメッセージまでもらえるようになりました。





その時私は
何者かになったような気がしました。
天狗の鼻はどんどん伸びていきました。
ランキングが上がるごとに夫婦ふたり暮らしのお手本を背負っている気さえしたのです。





でもそう思いながら書くブログは
全然おもしろくありませんでした。
そりゃそうですよ。
慢心しかないですから。





私は振り出しに戻り
また3人に向けて手紙を書くことにしました。
伸びた鼻は道ばたに捨て
背負っていたお手本は見知らぬ誰かに譲って。   




送り主は何者でもない
どこにでもいるアラサー女です。
夕日をみてたまらなく孤独だと絶望した
あのアラサー女です。       





そんな女からみえる景色を
思いっきりバカ正直に描きました。
時にはゲラゲラ笑いながら。
時にはビービー泣きながら。

 




そうしているうち
ある方からメッセージをもらいました。





そこには
不妊治療をやめたこと。
たくさんたくさん泣いたこと。
夫婦ふたりで生きていくと決めたこと。
まだその決断に迷いがあること。

でも
ふたり暮らしを楽しそうに生きているおかっぱ女をみつけて何だか勇気が出たこと。
今日でブログをやめること。
でも最後にお礼が言いたかったこと。    





穏やかに静かに綴られていました。





届いたじゃん。

何者にもならなくても
私の手紙はその人に届いていました。
猛烈に嬉しくて
その晩
白米を3杯食べました。

  


私は相変わらず
子どものいない人生を歩んでいます。
でもその人生は平行でまっすぐどころか
末広がりにどんどんひろがって
でっかいまるになりました。

   




まるになれたのはブログのお陰です。
ブログを書いていると
ひとりではないことを実感します。
多様な生き方を学ぶことができます。
優しい人たちに会うことができます。





ありがとう、ありがとう。
私は元気です。










今日も3人に向けて手紙を書きます。