このあいだ
セーターの毛玉を
うぃーんと取っていたら



まる子,こっちきてと
夫に手招きされた。




極度の面倒くさがり屋で
普段はそういう細々したことをやらないので
てっきり褒めてもらえると思い
えへへと肩をすくめながら近づくも
夫が無言で私を見詰めるだけだった。



結婚3年目。
ただいまーの声だけで
相手の機嫌がわかるぐらいまでは
達してきたが
熱い視線の奥底の真意までは
はかりかねる。



それに
心なしか
夫の肩が震えている。



泣くくらい
毛玉取りに感動したのか
と思いきや



その髪型どうしたの?
と,笑いながら聞かれた。



あ,笑ってたのね。



うぃーん。
とりあえず毛玉取り機の電源オフ。



そうそうそう
私,髪の毛を切ったんです。



文字通りの
おかっぱヘアに。



サランラップのCMの女の子が
インフルで撮影を休んだら
はいはい!と両手を挙げて立候補できるくらい
完璧なおかっぱです。



ただ夫が
どうしたの?と聞いたのは
おかっぱのことではなく
前髪のことなんですよ。



内心,あら,気が付いた?
と,思いながらも



別に



と,某女優さんみたいに
クールビューティ―に返事をしました。



というのも
私の前髪短すぎて
めっちゃなんです。
変人の極みみたい私も
さすがにこれは参ったぜ…と
降参しているくらいなんですよ。



でも自分で変だと思っていても
人から指摘されると
え?失敗じゃないし
むしろ敢えてこれにしたし
みたいな態度取っちゃうんですよね。
(みーとーめーろー)



いやあ,前髪って書きましたけど
短すぎて「ほぼおでこ」って感じです。



夫はその
ほぼおでこがツボらしく
その日以来,私が動いているだけで
笑ってくるんですよね。
(まあ,気持ちわかるぜ)
  



私もまだ見慣れていないので
朝,寝ぼけて鏡を見ると
うわ,妖怪おでこ!
と自分のことを思います。



で,なんでそんな妖怪おでこに
なったかというと
私の髪の毛を切ってくださる方って
某有名な美容室の
某有名な美容師さんで



ここで伝えたいのは
そんなところで髪切っている私どーや
って話ではなくて


普通にホットペッパービューティーで
予約して,追加料金さえ払えば
みなさん切ってもらえます。
現に私もそうしています。



えーと,何の話だっけ



あ,そうそう
その私の髪の毛を切ってくださる方は
雑誌とかにも名前が載る人なので
感覚がもう
凡人の私とは全然違うと言うか

 


前髪,ちょっと短めに
と,こちらが何の気なしにオーダーしても
その「ちょっと」に独自のセンスを
加えてくださるので
完成型が想像以上のものになります。
(良い意味で)

(だけど今回は悪い意味で)



なので、いつも宝箱を開けるような気持ちで
せっせと通っているのですが
ほぼおでこの髪型には
さすがの私も
あわわわわとなりました。
(美容師さんは「うむ」と満足そうに頷いていたけど)



たぶんモデルさんとかが
その髪型にすると
かわいい?かも?
って,なるとは思うんですが

(いや、聞いちゃってるじゃん)



私はただのパート主婦なんで
あれ?事故?おでこ?妖怪?
ってなってしまいました。
  



とほほん。



まあ,でも
ブログ名のまる子には
ふさわしい髪型になったと思うので
良しとすることにします。
(体はってるねー、ひゅーひゅー)



ということで
これからも

ほぼおで子の「2人は楽しい2人は寂しい」をよろしくお願いいたします。