僕の手を売ります

 

【あらすじ】

就職氷河期世代で大失敗し、

多額の借金を抱えた大桑北郎45歳。

東京・町田に、自由奔放で

負けん気の強い妻・雅美と、

天然な天才の中学3年の娘・丸子を残し、

自分は全国各地で多種多様な

プロアルバイターをしながら、

借金返済を目指して生きている。

全国津々浦々を駆け巡り、

借金返済のためにアルバイトに明け暮れるが、そのお人好しさに加え、

数々のアルバイトをこなしてきた経験からか、または持ち前の器用さからか、

どのアルバイトに対しても

臨機応変に仕事をこなす大桑は

どこにいても頼られてしまう。

そしてなぜか毎回、その土地の

個性あふれる人々のトラブルに巻き込まれる。行方不明の父を探す姉妹に翻弄されたり、

居なくなった息子を探したい

母親の捜索を手伝ったり、

はたまたとある問題児息子の

尻拭いをさせられたり。

頼まれると放って置けず、

これはアルバイトをしているのか、

トッピングされた

ボランティアをしているのか…と、

わからなくなる始末。

大桑は無事にお給料をもらい、

次のアルバイトに行けるのか!?

抱えた借金はいつ完済できるのか―!?

そんなこんなを繰り返しながらも、

大桑はその土地で一仕事を終えると、

結局は東京・町田に住む

妻と娘の元に帰っていくのだった。

 

FODで配信されているのは

ノーカット版らしいので

私が見たテレビ版は

ところどころカットされてるんかな。

まぁいいや。



個人的にはオークワさんみたいな

生き方が羨ましい。

本人は大変かもしれんけど。

プロアルバイターとして

車一台で色んな土地へ行き

色んな仕事をする。

公務員試験に挑戦し続ける

若者が出てくるんだけど、

彼がポツリと言うのよ。

誰もがオークワさんみたいに

なれるわけじゃないから、って。

そうなんだよなぁ。

なりたくてもなれないよ。



あと大桑夫婦の対等な感じが

素敵だった。

お互いに世界があって楽しんでいて

でもちゃんと大切に思いあっていて。

干渉しすぎず依存し合わず、

結局そういう友達夫婦が最強なのかもね。

 

 

娘役の當真あみちゃんも可愛くて好きなんよね。

大奥と最高の教師ですっかりファンになったわたくし。

あとオダギリジョーって永遠に老けない

魔法かけられてたりしますか?

なんでずっとかっこいいの??

 

 

エンディングで流れる七尾旅人の

Drive into The Nightも良い。

 

 

あと七尾旅人のサーカスナイトを

青葉市子さんがカバーしているバージョンが

大好きなので貼っておく。