もっと超越した所へ。

2022年10月公開


【あらすじ】

デザイナーの真知子、
ショップ店員の美和、
風俗嬢の七瀬、
元子役の鈴は、
問題ばかりの男と付き合っていた。
しかし、4人はそれなりに
幸せな生活をしていた。
そんなある日、彼女らに
同時に別れの危機が訪れる。
やがて、彼らの本音と
過去の秘密が明らかになり……

2015年、下北沢ザ・スズナリで
上演され“映像化不可能”とも
言われた、劇作家・根本宗子の戯曲を映画化した恋愛群像劇。


ほんの一瞬だけ風磨が

好きだった時期があり

その時に知った作品。

最近アマプラで配信が始まったので鑑賞。



この映画には4人のクズ男が

出てくるのだが全員リアルで戦慄不安

風磨はクズ男役が合うわぁ。

暗い役とかシリアスな役、

エリートな役より断然いい。

全く違和感なく見れる。



個人的にはあのラストは

受け入れられない。

急にファンタジーになるんだもの…。

男達はこの先も変わらんだろうし。

最後は全員男女カップルではなく

息子と母親に見えたよ。



いつだって私が何かを飲み込めば、

多くを望まなければ、

小さい幸せを、

幸せって思えるようにすれば、

どんなことでもうまくいくはず

そう自分に言い聞かせて

復縁する女たち。

現実にもこんなふうに

折り合いをつけて

生きている人は多い。

すごく、すごく大人だと思う。

でも私はこういう考え方が大嫌い昇天



この映画に出てくる女達はみんな

西原理恵子のように

どんな恋でもないよりマシやんって

タイプの人間なんだよな。

お米持ってくれる人がいないより

いた方が助かるよねって。

でも私はない方がマシな恋もあると

思ってるし、

お米は自分で持つ派なの。