紙の月
2014年1月〜2月放送
ドラマ10


映画も見ましたが、
私はドラマ版の方が好きです。
原作は読んでいません。


梨花は、誰かに
認めて欲しかったんだなって思う。
夫にバカにされて、
銀行で働き始めて、
営業成績が上がっていって、
それでも夫は
ただのパートタイマーだろ?
とバカにしてくる。


そして今度は若い男に大金を貢いで…
会社のお金を横領して…
一旦走り出してしまったら、
ダメだとわかっていても止められない。


マイア・ヒラサワが歌っている
主題歌の子守唄が、
梨花の心情を表しているようで、
とてもドラマに合っていて好きでしたブルー音符
特にこの部分下矢印

うん  分かってる
手放さなくちゃ
手放さなきゃって
だけど  震えてるの
もう少し待って
もう少しだけ


私がまだ
自分さえ愛せないままだった


自分のことを認めて欲しい、
褒めて欲しい、
必要として欲しい、
愛して欲しい。
そうしたら私は、
私を愛することができるのに。


梨花はそんな風に
思っていたのかも知らないけど、
それって苦しいですよね。


だって他者からの気持ちや評価は
非常に曖昧で流動的なものだし、
コントロールできないから。


そんな不確かなものに
自分の価値を委ねるのは、
とても危険で怖いことです。