「 戦争はいけん (戦争はだめ) 」
戦争で夫(祖父)を亡くした祖母が、わたしがまだ子供の頃、搾り出すように、ひとこと小さく言ったことがありました。祖母も今は亡くなっていますが、これがわたしの戦争に対する意識の根っこになっています。理屈でなく、涙でもなく。その一言で十分でした。
感情から少し距離をおいて考えるならば、争いというのは、正当性というのとは別に双方に何らかの原因があったりするものだとも考えます。ただ罰せられるのは法を犯したほうという原則もある。国際法を犯したロシアに対し、国際社会や日本は何をできるのか?そこを問われている。そして、その世界のルールもかわったことが明らかになり、それに対応を求めらている世界であり、日本であり、わたしたちなんだなと。
〇
冷静でいられなくなったとき、人間は目先のことしか見えなくなる。危険や恐怖を回避することは先延ばしすることはできないのだから当然のことです。けれども、それをまんまと利用しようとする為政者は、どこの場所にも、どの時代にもいる。今まず私たちにできることは論理性を保つことだろうとも思います。
自分が信じていた何かが音をたてて崩れる瞬間がある。そういう時に 「 みんな嘘だった 」 と投げやりにならず、どう立て直していくかを冷静に考えるのも知性の底力でしょう。
それが平和への一歩だろうと思います。
ただ、
どちらにも、どこにも、こころ優しい市民はいて、美しい街並みや歌もある。
ということも忘れずに。
〇
みなさまの今日が平和でありますように
本日もありがとうございました。
おはようございます。
怒涛の7話でしたが、
わたしの中に何げに残ったのは二つのシーンです。
ひとつは望緒の言葉。
全てを知った望緒が本当の雨宮くんでないと判明した中野くんに言った言葉、
「ずっと本当のことが知りたいと思っていた、、、、、
、、、でも、こんなこと知りたくなかった、、、」
そしてもうひとつ、自分の息子が偽物で何者かわからないけど、それでも今の息子との関係そのままにしておいて欲しいと懇願する雨宮くんの母親。
この二つのことが語ります。
嘘って、
本当って、
何?
〇
望緒が憧れていた雨宮くんには、望緒ためにも素敵でいてあげて欲しいと思って、そんな考察をしてきたけど、なかなかの性悪だった。雨宮くんにだって、そうなった理由はあるのだろうけど。んーー、まあ本当の雨宮くんがいい人の考察だとなんかすんなりしすぎている感はあったしなあ。
中野くん、子供時代にもっとちがう誰かにあっていれば、、、例えばあの担任の先生とうまく繋がり続けていれば、何かもっとちがう結果になったんじゃなかろうか?と思います。大事にされず、搾取されつづけ、精神的に追い込まれた結果、何かを達成する手段が、誰かを消す(火をつける、事故にあわせる)という思考の持ち主になってしまったのが残念でならない。仕事であれだけ成功できる能力があったなら、雨宮くん対策ももっと何か出来ただろうに。とも思うけど、あの状況で逆転して古堀を倒している雨宮くんの底知れぬ恐ろしさもあるか。
何げに闇が深いのが優美。DVという事情はあったにしろ、奈々江とのことについては衝動的だったにしろ、中野くん演じる雨宮くんに利用させれていたにしろ、結局は人を殺すという手段を選んでいるところ。中野くんと少なからず接点があり、利用されていたという面もあるけど、優美と奈々江については望緒が言うように彼女らの死も中野くんのせい、、、とは、わたしには思えないんですよね。本質的な闇はそこじゃない。
優美・野瀬夫婦がもうひとつの原因でもあるなあと。
しかし、野瀬夫は雨宮憎しの行動を続けるけど、坊主憎けりゃ袈裟まで、、、みたいな発想がなく、その行動力と分析力はあんな感じでなければ心強いだろうなあとも思ったのでした。野瀬夫は最後には本望を遂げるんだろうなあと予想します。
〇
最後まできいてくるでしょう。
嘘って
本当って
何?
〇
正体がばれた中野くんが、最後に望緒にためを思ってついた嘘、望緒に嫌われるための演技も切なかった。望緒への中野くんの想いは本当だっただけに切ない。
そして、望緒の妊娠発覚は、おっと、、、、、となりました。ここでさらに、、、、
とにかく深く結びついていると信じていた望緒から「 こんなこと知りたくなかった、、」という言葉がでるのは当然だよなあ。
「そして誰もいなくなった感」が増してきました。
稜と玲子も、最後まで大丈夫か?
雨宮くんと中野くんは厳しい感がありますが、ひとりでも生き残ることを願いつつ、
最終回まで、まだまだ目が放せないのでした。
ふーーーーどっとくる笑
それでは
あなたの今日がやさしくてあたたかでありますように。
ではでは
おはよう
こんにちは
ごきげんよう