ということで 続きなう 太閤記ww |  あいち戦国姫隊応援隊

ということで、太閤記です。

小瀬甫庵著 太閤記現代語訳 全4巻(甫庵太閤記)

 広義では太閤、豊臣秀吉の一代記全体を指します。しかし、通常太閤記といえば、小瀬甫庵の太閤記をさします。
 秀吉は、大村由己の命じ天正記を著させ、これが最初の一代記となりました。秀吉の死後、大田牛一の「大かうさまくんきのうち(太閤軍記)」、川角三郎右衛門の「川角太閤記」が著されました。しかしもっとも有名なのは、甫庵太閤記であり、江戸時代には、幾度か発禁処分を受けますが寛永3年(1626年)以降版を重ねました。全20巻

 甫庵太閤記の問題点
 同じく甫庵の著した信長記と同じように、甫庵の史観や、儒教的考え等に基づく改変が指摘されています。前田家との関係により、前後の関係を無視して利家の活躍が挿入されている箇所も見られます。

 太閤記の種類(著名なものに限りました)

 川角太閤記 川角三郎右衛門 江戸時代初期
 絵本太閤記 武内確斎文 岡田玉山画
 豊太閤 山路愛山 1909年
 新書太閤記 吉川英治 1940年(私はこれを最初に読みました)
 異本太閤記 山岡荘八 1965年(これも、めっちゃ面白かったです、また漫画化もされました)
 新史太閤記 司馬遼太郎 1968年

 など…

 あと忘れてならないのは、1981年橋田寿賀子著「おんな太閤記」、杉本苑子著「北政所お寧々」というところです。この2作は、おねさま(ねねさま)の生涯や、おねさまの視点からの太閤記を描いています。自他共に認めるおねさま(抵抗あるなぁ~ 寧々様)萌えとしては、はずせない作品です。
以前にも書きましたが、NHK大河ドラマ「おんな太閤記」から私の寧々さま萌えは始まったのですから。そうそう、「北政所…」は現在一部改編され、「影の系譜」とタイトルを変えました。

以上太閤記解説でしたww


いつまでたっても、寧々さま萌えじゃ… 太閤様ごめんなさいw