部室



かのん「へぇー、この前釣れた魚はスズキって名前なんだ、なるほど」

千砂都「かのんちゃんなんかこの前釣れたとか言ってたね、私釣りしたことないからよくわからないけど釣りって面白いの?」




可可「クゥクゥは準備万端デス!いつでも行けますよ千砂都さん!」

千砂都「いや、まだ釣り行くとは・・・💧」

かのん「楽しさは保証するから!ちいちゃんも一緒に来てみる?」



・・・・・・・・・・・



芝浦南ふ頭公園



可可「今回は海で釣りをします!レインボーブリッジの真下デスヨ!」

千砂都「この公園ロケーションいい感じ、それに落ち着いた雰囲気だしのんびり釣りができそう!あ、何人か釣りしてる人もいるね!」

かのん「さあ今日も魚釣れるかな、そういえば仕掛けとエサが前の時と違うんだっけ?」




可可「はい、今日の仕掛けは私達釣り初心者でも楽しめる【サビキ釣り】をします、エサはアミエビってちっちゃいエビをプラスチックの箱みたいなのに詰めて魚を寄せる釣りデス!手がエビ臭ぇー!!」

千砂都「半解凍だからハサミで細かく削って溶かさないとね、ん?なんかいる?タコ?」 




可可「見てください、タコだかイカだかよくワカラネー生命体が混じってやがりマス、エサにしてみましょう」




かのん「箱にエビ詰めて、針にエビ付けて、あとオモリも付けたら準備完了、海に投入したら竿を上下してエビをまき散らす・・・たぶんこんな感じ?」


シュッ!・・・・・シュッ!・・・

・・・ググググウゥゥ!!




千砂都「うわっ!?仕掛け投入したらいきなりなんか来た!めっちゃくちゃ左右に暴れるんだけど何これ!?どうしたらいいの!?」

かのん「ごめんちいちゃん💦こっちも今釣れてるから自分で頑張って巻いて💦」

可可「おおぉーサカナノヒキタノシーデス!」




かのん「これってもしかしてサバじゃない?こんな魚が釣れるんだ!」




可可「驚人的!是吃鯖魚!」




千砂都「君の目はまんまるだねー!」

かのん「あっ!またサバ釣れた!」

可可「こっちも釣れました!」

千砂都「凄い引いて楽しいね♪」



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かのん「いやーあっとゆうまにエサがなくなっちゃったね!こんなすぐ釣れるとは思わなかったよ」

千砂都「釣れたサバはどうする?逃がしてあげる?」

可可「何を言ってるんですか!せっかく釣れたんですからお持ち帰りして食べますよ二人とも!海の恵みに感謝デス!」