放課後
果南「なんかブログ創設者が仕事帰りに少し釣りするみたいなんだよ、お呼ばれしてるけど行ってみる?」
鞠莉「マリーたち全然釣りに行けてなかったし、釣りしたいのは勿論なんだけど少しだけかぁ・・・」
ダイヤ「まあ久しぶりに竿を持てるのであれば出向いてみましょうか東京に」
ガタンゴトン、ガタンゴトン・・・・・・・・
東京 隅田川 桜橋
果南「はい到着!ここが今回の釣り場だね、確か花火大会とかある川だっけ、なんか狩野川みたいで親近感湧くね♪」
ダイヤ「桜橋といえばそう!劇場版【ラブライブ!The School Idol Movie】にも登場する聖地!尊さが深すぎて臨界点を超えますわ!!!帰ったら映画をまた観たくなりますわね!!!!!ルビィと一緒に鑑賞ですわよ!!!!!」
鞠莉「ダイヤの事はほっといて、さてアオイソメが1パックに胴付き仕掛けがあるわ、川の流れが速いから投げるわけにもいかないし・・・」
果南「浅そうだけどこれから潮が上がってくるみたいだし足元でいいんじゃない?」
ダイヤ「では足元にぶっ込んでおきましたわ、水深が2メートルあるかないかですが、それにしてもスカイツリーが目の前なので景色がいいですわね、東京って感じがしますわ♪鈴を付けておきましたのでアタりがあるまで待ってみましょう」
・・・・・・
・・・・
・・・
果南「もぉー待ってるの飽きたー、水面見てたらパシャってたしルアー投げて狙ってみるか」
鞠莉「全く果南は忍耐力がないわね、竿先の変化を眺めてるのも釣りの醍醐味なのに」
シュッ!・・・・・シュッ!・・・・・・グン!
果南「おっ!なんか来たかも!!」
鞠莉「OH~!さかなかなんだか?わからないけどスカイツリーならぬリトルツリーって感じかしら果南!東京ジョークをブチ込んできたわね♪」
果南「・・・・・・・・」
ダイヤ「煽るのはやめなさい鞠莉さん💧」
鞠莉「そんなことよりこの【アシ原】でさっきからぴちゃぴちゃ聞こえてくるんだけど何かいるんじゃない?」
ダイヤ「本当ですわ、置き竿のアタりを待ちつつどんな生き物が居るのか袖針にエサを付けて確かめてみましょう!」
果南「イジり散らかして放置はやめてよ、ちょっと私にも袖針ちょうだい!」
・・・・・・・・・・プルプル!
ダイヤ「どうやら隅田川の本流と繋がっている小魚たちの隠れ処的な場所みたいですね、大きな魚に襲われなさそうですし、すくすく育ってほしいですわ♪」
・・・・・リン!リンリンリン!
ダイヤ「あっ、鈴が今鳴りませんでした!?」
果南「引いてないしきっと針に掛からない小魚たちがエサをつついてるだけじゃない?」
鞠莉「潮も満ち始めてきたしここからが勝負よ!」