それでは、第一回クリエイター講座を開始します。
今回の講座では、物語を書くに当たってまず最初にどうするかを紹介します。
よし、小説を書こう! と思ったはいいものの、いきなり一から世界観を構築し、かつストーリーを創り上げていくのは難しいかと思います。
もちろん、中には最初からそれが出来る方もいることでしょう。
しかし、大多数の方は難しいのではないでしょうか。
では、まずどうしたらいいのか……
まずは、二次創作から入るのです!
なぜ二次創作? という疑問が浮かんだことでしょう。
その理由は、世界観やキャラクターが既に出来上がっているため、物語が作り易いからです。
一から物語を創るのが難しいのならば、既に出来上がっているものから始めればいい、という寸法です(笑)。
とはいっても、それでもまだ物語を創るのが難しい、と感じている方もいるかと思います。
いくら世界観やキャラクターが出来上がっているからといって、そこから物語をスムーズに創ることが出来るかというと、それはまた別の話ですもんね。
だからまず、皆さんにやってもらいたいのは、カップリングを作ることです。
しかも、ただカップリングを作るだけではありません。なるべく、作中でほとんど絡みのないキャラクター同士で組ませるのです。
カップリングというのは、男性×女性という異性だけではなく、男性×男性、女性×女性のような、同性のものでも大丈夫です。
恋愛要素を絡める必要もありません。
大人気漫画であるドラゴンボールで例えてみましょう。
主人公の孫悟空は、主人公というポジションから、作中に登場する大多数のキャラクターと交流があります。
特にクリリンやベジータとは、漫画、アニメ、ゲームなど媒体を問わず交流が多いことでしょう。
では、悟空とあまり交流がないキャラクターと二人きりにさせてみたら、その二人はどういう会話をするのでしょうか。
例えば、作中では一度も会話をしたことがないと言われている(真偽は定かではない)チャオズと悟空のカップリングです。
この二人の性格やキャラクター設定を考慮して、どのような会話をするのかを考えてみましょう。
共通の知り合いである天津飯の話、チャオズの超能力に関する話、修行の話など、様々な話題が浮かぶかと思います。
女性同士のカップリングの例として、人気アニメのラブライブを参考にしてみましょう。
作中では、りんぱな、にこまき、のぞえりなど、既に出来上がっているカップリングがいくつかあります。
では、アニメの中ではあまり絡みのないキャラクター同士でカップリングを作ってみましょう。
例えば、海未と花陽の二人です。
この二人は、アニメ中ではほとんど絡みがありません(他媒体ではある)。
この二人が二人きりになった場合に、どういった会話をするのかを考えてみましょう。
ドラゴンボールの例と同じく、性格やキャラ設定などを参考にします。
ラブライブ(ここでは大会のこと)の話、花陽の友人であり、かつ海未のユニットメンバーである凛の話、お互いが知らないであろう自分のことに関する話などの話題が浮かぶかと思います。
異性のカップリングの例については記述しません。
自分の好きな作品をもとに、今回学んだことを活かして作成してみましょう。
長くなってしまいましたが、第一回クリエイター講座はここまでです。
今回の講座では、あえて漫画やアニメを例として出しました。
今後の講座でも、漫画やアニメの作品を例に出すことが多くなるかと思います。
小説の講座なのに、何故漫画やアニメを例に出したの? と疑問に思った方もいることでしょう。
その理由は、大多数の人がわかるような作品で例を出した方が、理解しやすいだろうと考えたからです。
視聴者や読者の数は、小説よりも漫画やアニメの方が多いです。
どちらも絵があるため、描写や場所などがわかりやすくなっているからです。
その分小説は、文字でそれらを表現しなければならないため、漫画やアニメに比べてわかり辛いところがあり、敬遠されがちです。
なので、小説界を盛り上げるためにも、是非皆さんには楽しい小説を書いてもらいたいです!
実は、この講座を開いた目的はそれだったり……(笑)。
まあそれはともかく、この講座を簡単にまとめると、
・まずは二次創作のカップリングから作成する
・なるべく絡みの少ないキャラクター同士の会話を考える
・会話を作る際は、キャラクターの性格や設定などを参考にする
となります。
これらを頭に入れながら、キャラクターの会話を一通り作ってみることが、物語を創作する第一歩となります。
小さいことですが、これを積み重ねていくことで、いつの間にか2ちゃんねるによくあるSS(ショートストーリー)くらいなら作れるようになるはずです。
SSを作れるようになったら、どこかのサイトで公開して、読者の反応を伺ってみるのも悪くないです。
というより、自分で作ったSSを公開する勇気があるならばやった方がいいでしょう。
例え厳しい意見をもらったとしても、くじけずに物語を創り続けてください。
そうすれば、必ず上達しますので。
今回は講座を受講してくださり、ありがとうございました!