団地住民が「ホッ」と癒された景色 | 二俣団地ブログ

二俣団地ブログ

昭和40年代~平成29年まで、千葉県・市川市に
存在した、防衛庁官舎(二俣団地)のブログです。
二俣団地の思い出など、コメントをお寄せ下さい。

※ブログ掲載の団地内や教室など一部の画像は、
博物館の常設展示を撮影したイメージ画像です。

楽しかった二俣団地での生活も、

小学校の中・高学年にもなると、

団地を離れ、近くにある原木周辺

出掛けるようになっていました。

 

 

この付近にはキャピタルやイトーピア

など多くのマンションが立ち並び、

そのマンションに住んでいる友達と

遊ぶようになったのですね。

 

 

原木には、

団地住民の誰もがお世話になった

秋枝外科※現在は駐車場

があり、その近くにあったのが

 

 

これ。

通称グルグル階段の歩道橋。

通学路の三叉路をまたぐ、歩道橋です。

 

そしてその先には、歩道橋がもう1つ・・・

 

 

それがこれ。

通称 ピンクの歩道橋。

 


最近は歩道橋の老朽化や

人口の高齢化により、

昭和の歩道橋が次々姿を消している

ようですが、当時はこの歩道橋により、

多くの児童が交通事故から身を守ら

れていた・・・そう思うのです。
 

子供の頃、外出する時に、

よく母親に言われましたよね?

 

 

「ちゃんと歩道橋を

 渡りなさい」って。

 


そんな母親の心配をよそに、やがて

船橋市に超大型のショッピングモール、

ららぽーとが誕生すると、

多くの児童が自転車で

この海老川を渡って、

ららぽーとで遊んだもの。

 

 

あまりに自転車で遊びに行く児童が

多く、交通事故の危険がある事から、

学校から子供同士で船橋市へ行く、

禁止令が発令された程でした。

 

 

画像は、現在の ららぽーとの様子。

オープン当時は、

そごう屋上の 回転レストランや

地震体験館、スケートリンクや、

車に乗ったまま映画鑑賞が出来る

ドライブイン・シアターなど、

多くの話題を呼びましたよね。

 

 

それまでは団地のショッピングセンターや、

電車やバスで買い物に行く事が多かった

団地住民ですが、ららぽーとの誕生により、

自家用車で出掛けるライフスタイルが定着。

生活に大きな変化をもたらせました。

 

 

 

実はこの「ららぽーと」だけではなく、

二俣団地の周辺では、劇的な変化、

進化を遂げた施設が2つあり・・・

(画像は駅~団地へと続く地下道

   これも大きな進化でしたが・・・)

 

 

 

1つは、団地となりの巨大なトラック

ターミナル、通称タクト(TACT)※

※東京 エアカーゴシティ ターミナル

 

 

現在のタクト(上の画像)は、

超大型ホームセンターを核とした

商業モールに生まれ変わりましたが、

当時はホームセンターと言えば、

地元のサンオー(笑)

 

 

またこの商業モールには、高額当選を

連発する「大黒天の宝くじ売場」があり、

今じゃ二俣(原木)の金運スポット??

 

 

週末には、多くの宝くじファンが列を作る、

ちょっとした新名所になっているのです。

 

 

・・・そして2つ目の進化が、ここ。

JR西船橋駅。

駅の長い階段がエスカレーターに変わった以外、

特に大きな変化の感じられない、現在の西船・・・

ところが、駅の改札を入ると

 

ビックリ!!!

 

 

ナント!あの西船が、吹き抜けのある

エキナカに!!!

 


昔は「ミルクスタンド」や「立ち喰いそば」

くらいしかなく、お世辞にもキレイとは

言えなかった、昭和の頃の西船橋駅・・・

それが今じゃ、エキナカ ですよ!

当時の西船をご存じの方は、

その進化に目を疑うことでしょう。

 

 

ただ、西船橋駅の周辺はと言うと、

さほど目立った変化はなく、

分譲マンションこそ増えたものの、

二俣名物たいこ橋は、

今も むかしと変わらず・・・

 

 

昭和の団地住民は、自転車でこの橋を下り、

西船橋駅まで通ったもの。

 

 

家に帰る時は、この橋を今度は駆け上がり

 

 

橋の真上に到達した、次の瞬間・・・

遠くの方に二俣団地が見え、

ホッ としたものでした。

 

 

そう。団地住民にとって、

このたいこ橋から望む

二俣団地の眺めこそが

 

1日の疲れが吹き飛ぶ、

ホッと癒された景色

だったのではないでしょうか。。。。

 

 

さて。

思い出がたくさん詰まった二俣団地。

懐かしい思い出を、10個のブログ

記事にしてお送りして参りましたが・・・

 

 

その団地では、いよいよ・・・

 

 

団地解体に向けたXデーの準備が

 

 

静かに音を立てながら、着々と・・・

 

 

進んでいたのでした。。。。