先日の深夜、まだ起きててリビングにいた私。


2階から娘が駆け下りてきて、

「おかあちゃん!火事!」


聞くと娘の部屋から火事が見えたと

あわてて外に出ると、ご近所の一軒家が

窓という窓から火を噴いて

ゴウゴウと燃えていた!


あたりは静寂につつまれていて、

そこだけが明るく熱く、

まるで幻想のようだった!

ものすごい炎なのに、

1階は炎が暴れまくっているのに、

外に誰もいない…


と思って近づいたら、

同じタイミングで、ご近所のおじいちゃんと

おばあちゃんが出てきた!


2階のベランダで、助けを求めていたご家族が!

『毛布広げてー!助けてください!』

毛布を準備するも、

受け止められる人?私だけじゃむり。

誰も若い人、来ない?


早くしないと2階からも炎が!

飛び降りようとしていたので

土の部分に毛布を敷いてそこに子供から

飛び降りた。


ご主人、奥さんも続いた。

ケガをされたのはわかったけど

下でうけとめることができなかったのが

くやしかった。

ほんと、若い人誰も来なかった。


おとなりの家にも、燃え移らないともかぎらないから奥さんを介抱している間に

ピンポンしたけど、全く起きる気配がない…

ミニパトがきたから、おまかせして

動けない奥さんのところで介抱した。


長男さんの行方がわからず、

リビングにいたはず!と奥さん。

泣き叫び、長男さんの名前を呼ぶ。

取り残され、逃げ切れなかったのか?


救急車が来ても、最後まで病院には行きたくないと

抵抗した奥さん。

連れていかれた…

ご主人も、長男さんのことが気がかりで

燃え盛る家に近づいて制止されてた。


中のものが燃え尽きる…

消防車が来て、放水し始めると

煙がものすごかった!

鎮火したのは3時間後。

明け方4時過ぎのことだった。


まだ、引っ越して来られて1年なるかならないか。

新しくて、かわいらしい素敵なお宅🏚️✨。

外壁も屋根もほとんど残っている。

燃え盛っていたとき、窓のとこだけしか

火を噴いていなかった!


だからか、よけいに静観者が多かったのか?

みんなあとから見たら、

自分ちの玄関先から静かにみてた。


煙が立ち込めることもなく、

火の粉もまったくなくて、

おうちの中だけ、炎が暴れまくっていた

そんな感じだった。


わが家だったら、借家だし

完全木造だし、2階の床も落ちて全滅だと思う。


その夜に限って、風がなかった!

煙が空にまっすぐのぼっていっているのを

奥さんの手をにぎりながら見た…


その奥さんは、腰骨を折り

しばらく入院。

長くなりそうらしい。


次男くんは小学生。

今日参観日だった。

同級生の保護者で、学校に必要なものとか

支援する話をすると聞いた。


夢ならいいのに!と、最初見たときに思った。

うしろから付いてきていた小学生の娘。

いきなりの大惨事を発見、目撃してしまった。


心のケア


しばらく、様子をみないといけない。


翌朝、消防団の人が家の前にいたので

長男さんの捜索は?と聞いたら

『火災時、別のところにいて保護されていたよ』


あ〰️良かった!

保護されていた!

生きてた!


火事のことを知った小学校から

しばらくして電話があった。

スクールカウンセラーに話が必要かと。


『娘が希望したらお願いします。先ほど

お兄ちゃんは、生きて保護されている。

と聞いたので

亡くなっているだろうと想像してたはずだし

そこ、明らかになることで心の負担が無くなると、思うので娘に教えてください。』


とお願いした。後日談←帰宅後聞いたらそんなん聞いてないと。学校どーなっとん?

(学校には、すでに情報が入っていたみたい)


ご近所の小学生たち、目撃した子もいる。

なんらかの心の動揺があるらしい。


その後、大きな急展開!!!

が待ち受けていたんだけども

子供の心に寄り添って生きるのは、

大人の責任だと(うちのポンコツ夫には無理だが)

改めて思う出来事だった。


胸が痛い…ちょっと苦しいけど

なんとか乗りきろう。


ちなみに、遠方からも

町内からも市内からも…野次馬や

見物、ひやかしがたえないらしい。

犬の散歩やウォーキングルートにしたのか

お隣の人が悩んでた。

車も何台もやって来たとか…。


そういうのだけは、止めてあげてほしい。