日曜日の早朝に亡くなったまりちゃん。

おうちに帰りたかったまりちゃん。


お正月に、救急車で運ばれたっきり…

やっと帰りたかった自宅。

呼び掛けても、返事はないんだけどね。


そんなまりちゃん。

戻ってきたあと、夜になってお口がさらに

大きく開いたことに気づいた。


優しく持ち上げても、手を離すと元に戻った。

薄く笑ったような口元で帰ってきたのに

パカッと開いてしまってるのは

まりちゃんも、はずかしいかもしれない。


でも、『湯灌のときに、閉じれますよ』と

聞いていたので、自宅だしまあいっか!と

みんな、それも微笑ましく見てた。


葬儀社の控え室に移動したとき、

お布団に寝かされてたんだけど、だんだんと

さらにお口が下がってきた。


結局、湯灌後には美しい口元になったんだけど

湯灌の最中、頭を少し持ち上げたら

口が閉じたのに気づいた!


あ!そうか!

枕を(頭を)少し高くしてあげていたら

口…もっと閉じたはず!

自分でも試したけど、そうなった。


寝こ反る形だと、口開く…

頭をもたげさせたら、口閉じる…


そこ!!!!!

気づかなかったことに後悔した!


ごめんね、まりちゃん。

でも、開いたお口でみんなに何かを

おしゃべりしてくれていたのかもしれないね!


湯灌のあとは、キレイだったから

姪の塗った口紅も、ほんとキレイだったから

間違いないね✨


長い長い、ご葬儀だったけど

そこだけは、忘れられない後悔です。