オシャレで可愛い木版画の内容は、、、
社会的風刺画
キュートなイラストにみえる
ヴァロットンの木版画。
白と黒の使い方が見れば見るほど色々な情景見えてくる凄さ!!
ヴァロットン展 白と黒✨
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19世紀末のパリで活躍したナビ派の画家フェリックス・ヴァロットン(1865-1925)は、黒一色の革新的な木版画で名声を得ました。
独特の視点と多様な表現、そして卓越したデザインセンスをもつヴァロットン作品は、まるで解けない謎のように今でも私たちを魅了してやみません。中でも真骨頂ともいえるのが、木版画です。
三菱一号館美術館は、世界有数のヴァロットン版画コレクションを誇ります。
希少性の高い連作
〈アンティミテ〉
〈楽器〉
〈万国博覧会〉
〈これが戦争だ!〉
の揃いのほか、約180点のコレクションを一挙初公開します。
黒と白のみで作り出された世界に焦点をあて、未だ捉えきることができないヴァロットンの魅力に迫ります。
センスが素敵すぎます。
可愛いくみえても、、社会情勢がシュールに描かれています。
これが、、、木版画だとは、、、見れば見るほどすごい。
可愛い天使にはちがいないけれど、、警察に連行される人を無邪気に囲んでいる天使たち。
他人をこうしてみている?!人の心情?!
可愛いけれど自分の心を見透かされそうな作品ばかり!
こんな感じのもあります◡̈⋆*
フェリックス・ヴァロットン
(Félix Edouard Vallotton, 1865-1925年) ✨
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スイスのローザンヌに生まれ。
1882年からパリのアカデミー・ジュリアンで学び、そこでピエール・ボナールやモーリス・ドニらと親交を結ぶ。
1890年にパリで開催された日本版画展を見て大きな影響を受け、翌年から木版画制作を始める。
1897年、ナビ派へ参加し「外人のナビ」と呼ばれるようになり、同年『ラ・ルヴュ・ブランシュ』誌に掲載された木版画による挿絵が好評となる。
1900年にスイス国籍保有のままフランスに帰化。この頃から油彩画に専念するようになり、裸婦や風景画、風俗画、静物画など数多くの作品を制作。
1915年に木版画連作『これが戦争だ!』 を手掛け、その後60歳で死去した。
ジャポニズムの影響を受けた装飾的な色彩や大胆な構図を取り入れながら、それだけにとどまらず、シニカルな風刺や寓意、ユーモラスを込めた作品を創出。
本来、事件をテーマにした作品は、グロテスクさや恐怖さが付きものなのに
ヴァロットン木版画はすんなりと見れてしまう、客観性がなんだかまた見たくなります。
みてはいけないものを
覗き見をしているような、、、そんな展示◡̈⋆*
そして、またまた影響を受けるわたくしは今度は
木版画をやりたくなりました◡̈⋆*!!!
小学校のときの工作の時間。
熊をかいて。
版画なのに彫りすぎて
先生に『熊の木彫りみたいになってるよ、もういいよ!』ととめられた彫師です❤︎
大丈夫かしら、、、、。
美術館もやっぱり素晴らしい‼︎
三菱一号館✨
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1894年に建設され、銀行や商社、郵便局が入居していたが、
1968年に老朽化のため解体された建物。
解体を請け負った三菱地所が、2009年に美術館として復元したものが、現在の三菱一号館美術館。
最初の三菱一号館は、明治政府の建築顧問だったイギリスの建築家、ジョサイア・コンドル。