セキスイハイムで建てる人にとっての一大イベント。それはユニット据付の日だと思います。朝基礎だけの状況から夕方には家が出来て鍵まで掛けられるという、世界的にも珍しい建築方法だと思います。

 

セキスイハイムの工場でユニットが生産される様子を見学するとこが出来ますが、私達は据え付けの日がユニットと初対面。

 

ちなみに据付は天候に左右され、雨天が決定的な場合や強風時はやむを得ず延期となることがあります。据え付け計画の関係上、2週間以上延期となる場合が多いそうです。

ユニット工法の欠点の1つです。

 

ちょっと見にくい画像にばってしまいましたが、据え付け日当日の朝の状況。

ユニットが通過する道路面(重機配置面)を除いて3面に作業用兼養生用足場が仮設されています。

 

朝一の作業は基礎立ち上がり部上面に「スーパーシート」と呼ばれる気密パッキンを施工すること。今回快適エアリー(床下利用型空調)を採用したので、基礎内断熱が施され、基礎内を空調することになります。


なので基礎とユニットの梁接触部に弾力性の高いパッキンで気密します。


セキスイハイムの監督曰く、「スーパーシートは積水化学が製造する長期間劣化しないパッキンです」と言っていましたが、高分子材料である以上熱劣化や加水分解によって間違いなく劣化します。ユニットを乗せたら交換出来ないので長期的なメンテナンスのネックになるなーと感じました。

 

改めて見ると基礎内は快適エアリーのダクト、第一種換気のダクトですごいことになっていますね。基礎内の点検は出来るのでしょうか。ダクトの耐用年数は?


正直、建てた後に冷静にメンテナンスを考えると第三種換気にして通常の壁付けエアコンが一番いいように思います。第一種換気と快適エアリーの快適性には満足していますがねw

家つくりの反省点です。まあ設備更新が必要になる15~20年後のことなので今から深く考えすぎないようにしましょう。w設備的なことなら後からなんとでもなります。


重要なのは基礎と構造躯体。後からやり直しが出来ないですから。。。

 

足場上から撮った基礎内写真。

排水ヘッダーや給水ヘッダーが分かります。にしてもやはりダクトがwww

 

 

基礎の据付準備と並行して重機が配置されます。今回は電線をオーバーハングするのであらかじめ電力会社に連絡し、電線に養生を行っています。

 


AM9時頃。いよいよ最初のユニットの搬入。

道路は6m道路ですが、トラックをが止まると通り抜け不可となるので据付作業中は警備員を配置し、迂回をお願いします。

 


そしていよいよ最初のユニットが飛びます。

1つのユニットが搬入され、吊り具を玉掛し、据え付けまでおよそ10分。手際の良さにびっくりします。

次のユニット搬入、吊り具玉掛け作業に平行して据え付けたユニットのボルト固定作業を行っています。


 

ユニットと同時に必要資材を一緒に荷揚げします。合理的ですね。

 


これは太陽光発電パネルのパワコンが取り付く部分。プレ配線まで工場で行われきます。工場生産率80%と呼ばれる一部ですね。

 


防音材(断熱材)がずり落ちないように介助しながら作業。

 


我が家は1階に7つのユニット、2階は5つのユニット、計12ユニットです。

1階最後のユニット据付。据え付け作業開始から約1時間。早業です。